こんにちは、ShimaSuki編集部です。
愛知県の西尾市に位置する佐久島は、三河湾に浮かぶ美しい離島です。豊かな自然と独特の文化が魅力のこの島は、都会の喧騒を離れてのんびりと過ごすのに最適な場所です。本記事では、佐久島の歴史、アクセス方法、見どころ、おすすめのアクティビティ、宿泊情報、地元の食事、訪れる際の注意点など、詳細にわたってご紹介します。
佐久島の歴史
佐久島の歴史は古く、縄文時代から人々が住んでいたとされています。島全体が古墳時代から平安時代にかけての遺跡で埋め尽くされており、歴史的な価値が高い場所です。中世には、海賊の根拠地としても知られており、江戸時代には漁業が盛んに行われました。
佐久島へのアクセス
佐久島へのアクセスは、愛知県西尾市の一色港からフェリーで約20分です。一色港へは、名古屋から名鉄電車を利用し、西尾駅で下車後、バスで一色港まで移動します。フェリーの運行スケジュールは季節によって異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
佐久島船乗り場までの行き方：西尾市役所 佐久島振興課
佐久島の見どころ
佐久島は、「アートの島」としても知られており、島内には数多くのアート作品が点在しています。現代アートと自然が調和する独特の風景は、訪れる人々を魅了します。
うつしおみの塔
うつしおみの塔は、佐久島のシンボルとも言える現代アート作品です。この塔は、島の中央に位置し、頂上からは三河湾の美しい景色が一望できます。
風の径
風の径は、島内を巡る散策路で、途中にはさまざまなアート作品が点在しています。風を感じながらのんびりと歩くことで、心身ともにリフレッシュできます。
佐久島では、東風は「こち」、南風を「まぜ」と呼ぶなど、たくさんの風の呼び名があるそうです。
自然の美しさ
佐久島は、美しい自然に囲まれています。島全体が自然公園に指定されており、四季折々の風景が楽しめます。
笠松の滝
笠松の滝は、島の北部に位置する美しい滝です。水が岩肌を滑り落ちる様子は、まるで絵画のような美しさです。周囲には遊歩道が整備されており、滝の近くまで歩いて行くことができます。
佐久島海水浴場
夏には、佐久島海水浴場が多くの観光客で賑わいます。白い砂浜と透明度の高い海が広がるこのビーチは、家族連れやカップルに人気です。また、ビーチ沿いにはカフェやレストランもあり、一日中楽しむことができます。
・海開き 期間：7月1日〜8月31日
・更衣室、シャワー、トイレ完備で、いずれも無料。
・コインロッカーは100円。
・海の家も充実（GW～８月末)。おいしい海の幸、 浮き輪などのレンタルあり。
佐久島は豊富な自然があり、様々な動植物が暮らしています。中には、危険な生き物も。（マムシ・スズメバチ）トンビも多いため、食材管理はご注意ください。また、佐久島の蚊は、刺されると痛いため、草むらなどにむやみに入ることは避けるなど、各自対策をしてください。
おすすめのアクティビティ
サイクリング
佐久島は、サイクリングにも最適な場所です。島内にはサイクリングロードが整備されており、レンタサイクルも利用できます。自転車を借りて、島の隅々まで探検することができます。
フィッシング
佐久島周辺は、釣りの名所としても知られています。島内には釣りスポットが点在しており、初心者から上級者まで楽しめます。釣り具のレンタルも可能で、手ぶらで訪れても安心です。
ハイキング
佐久島には、いくつかのハイキングコースがあります。特に、島の中央部を巡るコースは、自然の中を歩きながらさまざまな景色を楽しめるため、人気があります。コースの途中には展望台もあり、三河湾の美しい風景を一望できます。
地元の食事
佐久島では、地元の新鮮な食材を使った料理が楽しめます。特に、海の幸を使った料理は絶品です。
海鮮丼
佐久島を訪れたら、ぜひ試してほしいのが海鮮丼です。地元で獲れた新鮮な魚介類がたっぷり乗った海鮮丼は、ボリューム満点で満足感が高いです。
たこ飯
たこ飯も佐久島の名物料理の一つです。地元で獲れた新鮮なタコを使ったご飯は、風味豊かで美味しいです。島内のレストランや食堂で楽しむことができます。
まとめ
佐久島は、豊かな自然と独特の文化が融合した魅力的な離島です。都会の喧騒を離れてリラックスした時間を過ごすには最適な場所であり、訪れる人々に新しい発見と癒しを提供してくれます。次の休暇には、ぜひ佐久島を訪れて、その美しい風景と温かい人々のもてなしを体験してみてください。
