こんにちは、ShimaSuki編集部です。
関東の小さなリゾート地「城ヶ島」にある城ヶ島公園は、時間がゆったりと流れ、ゆっくりと散歩してみて周るにはおすすめな場所です。
四季折々の花が1年中咲き誇り、冬から春にかけては、約2千羽ものウミウが越冬のために城ヶ島へやってきて、のんびりと日光浴をしているウミウを観測することができます。
季節によって楽しめる動植物たち
城ヶ島公園に入ってすぐに、松林の小径が広がっています。
城ヶ島の1~2月は、水仙の花が至るところで咲きほこりますが、その中でも、ここの松林の小径が1番多く水仙が群生しています。1月中旬から2月中旬、水仙の香りを感じながらゆっくり散歩するのもおすすめです。夏には、青々とした松林を鑑賞しながら歩くことができます。
松林を抜けると、「うみのね広場」が広がっており、安房埼灯台がみえてきます。以前は岬の先端にあった安房埼灯台ですが、老朽化のために現在はリニューアルし、広場の方へ移転しています。
安房埼灯台を左手にしながらまっすぐ歩いていくと、海岸に下りられる急な階段があります。階段を降りると岩場に出て、磯遊びや釣りなどが楽しめます。長津呂の磯よりは、波が荒い感じでしたので、お子様などと磯遊びするのは、長津呂の磯をおすすめします。
急な階段+岩場のため、足腰が弱い方にはおすすめしません。
階段を下りた先に広がる岩場。水はきれいですが、波は荒めです。
岩場へ行くための階段で見つけたトカゲ。下を向いて歩いていたり、上を向いたり、ゆっくりと歩くことで、日常生活では見落としてしまう様な色々な動植物を、観察することが出来るのも、城ヶ島散歩の魅力ですね。
この日の取材日の気温はとても暑くて、少し歩くだけ汗が噴き出してきます。真夏に行く方は、熱中症対策をしっかりしてくださいね。水分補給もお忘れなく。
広場に設置されている展望台は涼しく、ちょうどよい休憩スポット。こちらから、様々な船を見ることができます。海を見ながら、シップウォッチングを楽しむことができます。
晴れた日は、展望台から見える景色も絶景です。
磯遊びや釣り、スキューバダイビングなど、海遊びをしたい方は夏の城ヶ島はとてもおすすめなスポットですが、ゆっくりと散歩したい方は、春や秋、水仙やウミウを観たい方は冬の城ヶ島がおすすめです。
島なので、アップダウンも多く、日除けの場所も少ないため、真夏の城ヶ島散歩はなかなかに過酷でした。
四季によって様々な景色を見せてくれる城ヶ島に、是非一度訪れて、日常を忘れゆっくり散歩してみませんか?