【2025年】愛知・佐久島アート旅完全ガイド|おしゃれカフェ&作品めぐり日帰りモデルコース
そんな、おしゃれでクリエイティブな週末を過ごしたいあなたに、最高の答えがあります。それが、愛知県西尾市に浮かぶ「アートの島」、佐久島です。
名古屋から約1時間半。船に乗って島に降り立てば、そこはもう島全体が美術館。日常の中にアートが溶け込む不思議な風景と、のんびり流れる島時間が、あなたの心を優しくほぐしてくれます。
こ記事を読めば、こんなことが分かります!
あなたの週末が、最高にアートな一日になるための、すべての情報がここにあります。
- なぜ佐久島が「アートな女子旅」に選ばれるのか?3つの魅力
- これだけは絶対撮りたい!必見のフォトジェニック・アートスポット
- アート巡りの合間に立ち寄りたい、島の恵みとおしゃれなカフェ
- レンタサイクルで島を完全制覇!日帰りモデルコース
- 船の乗り方から予算感まで、旅の不安を解消するお役立ちQ&A
さあ、カメラ片手に、心ときめくアートな島旅へ出かけましょう!
※ご注意※
この記事に掲載している営業時間や定休日、料金などの情報は、2025年7月時点のものです。訪問される前には、必ずご自身で各店舗・施設の公式サイト等で最新の情報をご確認ください。
Chapter 1:なぜ今「佐久島」がアートな女子旅に選ばれるの?3つの魅力
数ある島の中から、なぜ佐久島がこれほどまでにアート好きの若者たちを惹きつけるのでしょうか?その秘密は、3つのキーワードに隠されています。
- 🎨 魅力①:島全体が美術館!どこを切り取ってもフォトジェニック
佐久島最大の魅力は、なんといっても島のあちこちに点在するアート作品。海岸や路地裏、森の中など、島の風景に溶け込むように設置されたアートたちは、どれもが絶好のフォトスポット。探検気分でアートを探すプロセスそのものが、最高のエンターテイメントになります。 - 🚲 魅力②:自転車で巡るのがちょうどいい、コンパクトなサイズ感
佐久島には信号が一つもありません。主な移動手段は、レンタサイクル。潮風を感じながら、アートからアートへと自転車で巡るのがこの島の定番スタイル。一日あれば十分に島を一周できる、この「ちょうどいい」サイズ感が、日帰り旅行にぴったりです。 - ☕ 魅力③:都会の喧騒を忘れる、のんびり流れる島時間とおしゃれカフェ
船を降りた瞬間から、時間の流れがゆっくりになるのを感じるはず。アート巡りの合間には、古民家を改装したカフェや、海を眺める絶景カフェでひと休み。島の恵みを活かした美味しいごはんとスイーツが、疲れた体を優しく癒してくれます。
Chapter 2:これだけは押さえたい!佐久島アートスポットBEST5
佐久島には20以上のアート作品がありますが、まずは「これだけは絶対見ておきたい!」という王道アートを5つ、巡り方のヒントとともにご紹介します。
① おひるねハウス【西地区】
レビュー:まるで秘密基地!青い空と海を閉じ込める黒い箱
佐久島アートの象徴的存在。海岸に建てられた黒い箱型のアートで、中に入って昼寝をしたり、窓から見える景色を写真に撮ったりと、思い思いの過ごし方ができます。内部の階段を登ると、そこはもう自分たちだけの空間。西集落の家並みと海、空を切り取る四角い窓は、最高のフォトフレームです。時間帯によって光の入り方が変わるのも面白い。
- 👍 こんな人におすすめ:佐久島が初めての方。代表的なアートの前で記念写真を撮りたい方。
- ⚠️ 注意点:一番人気のスポットなので、週末は行列必至!譲り合って利用しましょう。
- 💡 撮影のヒント:箱の中から外の景色を撮るのが定番。人物をシルエットにすると、エモーショナルな一枚になります。
② イーストハウス【東地区】
「おひるねハウス」と対をなす、白い箱のアート作品。こちらも中に入ることができ、たくさんの丸窓から差し込む光と影が、不思議で幻想的な空間を作り出しています。東地区の筒島弁財天へ向かう途中にあるため、森の緑とのコントラストも美しい。おひるねハウスとはまた違った、静かで穏やかな時間が流れています。
- 👍 こんな人におすすめ:静かな空間でアートに浸りたい方。光と影の写真を撮るのが好きな方。
- ⚠️ 注意点:森の中にあるため、夏場は虫除け対策を忘れずに。
- 💡 撮影のヒント:丸窓から顔を出して撮るのが人気。晴れた日は、床に落ちる丸い光の影も一緒に写すと素敵です。
③ カモメの駐車場【西地区】
海岸沿いの堤防に、たくさんのカモメ(のオブジェ)がずらりと並んでいます。風を受けて向きが変わる様子は、まるで本当にカモメが羽を休めているかのよう。青い海をバックに一列に並ぶ白いカモメたちは、シンプルながらもインパクト大。思わず「かわいい!」と声が出てしまうスポットです。
- 👍 こんな人におすすめ:海とアートのコラボレーションを楽しみたい方。爽やかな写真を撮りたい方。
- ⚠️ 注意点:堤防の上なので、風が強い日は帽子などが飛ばされないように注意。
- 💡 撮影のヒント:カモメたちと同じ方向を向いて、遠くを眺めるようなポーズで撮るのがおすすめ。
④ すわるとこプロジェクト【島内各所】
文字通り、島内の絶景ポイントやちょっとした路地に置かれた「座るための」アート作品。百葉箱をモチーフにしたものや、不思議な形のベンチなど、その種類は様々。アートマップを片手に、これらの「すわるとこ」を探しながら島を巡るのも、宝探しみたいで楽しい体験です。
⑤ 佐久島のお庭【東地区】
民家の石垣や壁に、FRPという素材で作られたツタやアサガオのレリーフが施された作品。島の暮らしの中にアートが自然に溶け込んでいる様子を感じることができます。季節によって表情を変える植物とアートのコラボレーションを探してみてください。
Chapter 3:アート巡りの合間に。島の恵みと癒しのおしゃれカフェ3選
アート巡りで歩き疲れたら、素敵なカフェでひと休み。佐久島には、島の魅力を活かした個性的なカフェがたくさんあります。
① カフェ うるる
東地区にある、納屋を改装したレトロで可愛らしいカフェ。名物は、なんといっても三河湾の幸「大あさり」をたっぷり使った「大あさり丼」。甘辛いタレで味付けされたプリプリの大あさりは、食べ応え抜群です。島の季節の果物を使った手作りスイーツも人気。
② 百一(ももいち)
西地区の港近くにある、古民家カフェ。アート作品が展示されたギャラリーも併設されており、食事とアートを同時に楽しめます。メニューは、島のタコを使ったタコしゃぶや、地元の魚介を使った定食など。落ち着いた空間で、ゆっくりとランチをしたい方におすすめです。
③ サクカフェ aohana
こちらも西地区にある、海辺のカフェ。テラス席からは、きらきら光る海を眺めることができます。自家製のスコーンやマフィン、島のレモンを使ったレモンスカッシュなど、カフェメニューが充実。サイクリングの休憩にぴったりの一軒です。
Chapter 4:【日帰りモデルコース】レンタサイクルで巡る!アートとカフェのよくばりプラン
それでは、これらのスポットを効率よく巡る、日帰りモデルコースをご提案します!
- 🚢 9:30 | 一色港出発 → 定期船に乗って、いざ佐久島へ!(約25分)
- 🚲 10:00 | 佐久島・西港到着&レンタサイクル → 船を降りたらすぐにレンタサイクルをゲット!これが無いと始まりません。
- 🎨 10:30 | 西地区アート巡り① → まずは一番人気の「おひるねハウス」へ。行列ができる前に写真を撮っておきましょう。続いて「カモメの駐車場」で爽やかな一枚を。
- ☕ 12:00 | 西地区でランチ → 「百一」や「サクカフェ aohana」で腹ごしらえ。
- 🚲 13:30 | 東地区へサイクリング → のどかな島の風景を楽しみながら、東地区へ移動(約15分)。
- 🎨 14:00 | 東地区アート巡り② → 森の中に佇む「イーストハウス」へ。その後、弁天サロン周辺の「佐久島のお庭」などを散策。
- 🍰 15:30 | 東地区のカフェでひと休み → 「カフェ うるる」で名物スイーツを味わい、旅の疲れを癒します。
- 🚢 16:30 | 佐久島・東港出発 → お土産を買ったら、東港から船に乗って帰路へ。一日お疲れ様でした!
Chapter 5:旅の準備とQ&A – 佐久島へのアクセス完全ガイド
最後に、旅の計画に役立つ実践的な情報をQ&A形式でまとめました。
Q. 佐久島への行き方は?
A. 愛知県西尾市の「一色港(いっしきこう)」から、佐久島行きの市営渡船が出ています。車で行く場合は、一色港の無料駐車場を利用できます。公共交通機関の場合は、名鉄「西尾駅」からバスで約30分です。
Q. 船の時間は?料金は?
A. 船は1時間に1本程度運行しています。佐久島には「西港」と「東港」の2つの港があり、船は両方の港に停まります。料金は大人片道830円(往復1,660円)。必ず事前に「西尾市営渡船」の公式サイトで最新の時刻表を確認してください。
Q. レンタサイクルはどこで借りられる?
A. 西港、東港のそれぞれにレンタルできるお店があります。普通自転車のほか、数に限りはありますが電動アシスト自転車もあります。料金は時間制や一日制などお店によって異なりますが、一日1,000円~1,500円が目安です。
Q. 泊まることはできる?
A. はい、島には民宿や旅館がいくつかあります。日帰りでも十分楽しめますが、のんびりしたい方や、夕日や星空を楽しみたい方は宿泊するのもおすすめです。その場合は、本土側(西尾市や蒲郡市など)のホテルも選択肢に入れると、旅のプランが広がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
佐久島は、アート、自然、グルメ、そしてのんびりとした島時間、そのすべてがコンパクトに詰まった、まるで宝箱のような島です。
難しいことは考えず、気の向くままに自転車を走らせ、心惹かれるアートや風景に出会ったら、足を止めてみる。そんな自由でクリエイティブな一日が、きっとあなたの心をリフレッシュさせてくれるはずです。
次の週末は、カメラ片手に、気軽なアートの冒険に出かけてみませんか?