こんにちは、ShimaSuki編集部です。
都会の真ん中、有楽町駅前広場にふと立ち寄ると、どこからか漂ってくる潮風のような香りや、耳に届く島唄のリズム——。
そんな不思議な感覚に包まれるのが、9月19日(金)と20日(土)に開催される「愛らんどフェア 2025(秋)」です。
伊豆諸島や小笠原諸島、そして福島県の島々や沿岸部が一堂に会するこのイベントは、島の食・文化・人の魅力を凝縮した“小さな島旅”の入り口。普段なかなか訪れることができない離島の空気を、東京の真ん中で体感できる特別な2日間です。
島の恵みを手に取る体験
イベントの醍醐味はやはり、各島自慢の特産品との出会いです。
- 大島牛乳アイス
大島の自然豊かな環境で育った牛から搾られる生乳100%使用のアイス。口に入れた瞬間、人工的な甘さではなく“牛乳そのもの”の優しい風味が広がり、都会の喧騒を忘れさせてくれます。 - 利島の神代椿オイル
江戸時代から続く伝統製法で作られる、椿の種子を絞ったオイル。美容グッズとしての魅力だけでなく、島の暮らしを支えてきた“知恵の象徴”でもあります。 - 新島のくさや
焼き網の上で香りが立ち上ると、周囲の人が思わず振り返るほど独特な匂い。しかし一口かじれば、その奥深い旨味に驚かされます。海とともに生きる新島や式根島の歴史そのものを味わえる逸品です。 - 神津島のパッションジャム&シロップ
トロピカルな甘酸っぱさが都会の朝食に南国の風を運んでくれる一品。ヨーグルトやカクテルにもアレンジ可能で、旅の余韻を食卓に残してくれます。
さらに、会場にはキッチンカーで楽しむ島グルメも登場予定。揚げ物や海鮮料理など、屋台感覚で食べられる一皿は、秋風の中で味わうと一層おいしく感じられるはずです。
島文化に触れる小さな旅の入り口
「愛らんどフェア」は単なる物産展ではなく、“島の背景”を知るきっかけの場。
利島の椿油の瓶を手に取れば、背後には人口わずか300人ほどの小さな島の営みが見えてきます。椿林の手入れ、収穫、搾油まで、すべて人の手で支えられてきた長い時間があるのです。
新島のくさやにしても、匂いが強烈だからこそ「家の味」として愛され、家族の記憶と結びついてきました。島の人にとっては、ただの食品ではなく生活の一部。そんな背景を思い浮かべながら味わうと、特産品がまったく違う表情を見せてくれます。
このイベントで体験した“ひとくち”は、次の島旅への“予習”になります。「次は本物の海風に吹かれながら、この味を楽しんでみたい」——そんな気持ちを自然に呼び起こしてくれるのです。
おすすめの回り方プラン
初めて訪れる方でも楽しめるよう、フェアのおすすめの回り方をご紹介します。
- まずは全体をぐるっと散策
会場に入ったら、すぐに買わずにまず一周してみましょう。島ごとのブースが並び、特産品の種類や試食ができる場所が分かります。どの島に惹かれるか、直感で“今日の旅先”を選ぶのも楽しいポイント。 - 試食・試飲を楽しむ
ジャムや加工品は試食できる場合が多いので、ぜひ味見を。普段はなかなか口にできない“離島ならではの味”を確かめながら、お気に入りを探しましょう。 - 島グルメのキッチンカーで腹ごしらえ
午後ならおやつ感覚でアイスやスイーツを、夕方以降なら温かい島料理を楽しむのがおすすめ。食事をしながら島のスタッフの方に話を聞くと、旅行情報や裏話が聞けることもあります。 - おみやげ探し
気に入った商品は早めに購入を。人気のあるものは夕方には売り切れてしまうことも。特に椿油やくさやはファンが多いので要チェックです。 - 旅の計画を膨らませる時間を持つ
会場で配布されるパンフレットや観光資料を手に取り、次はどの島に行ってみたいか考えてみましょう。イベントをきっかけに、週末旅や長期休暇の島旅行を具体的に思い描くのもこのフェアの楽しみ方のひとつです。
島旅を思い描く——フェアの先にあるもの
伊豆大島は竹芝から高速ジェット船でわずか2時間弱。週末でも行ける気軽さがあります。
一方、小笠原諸島の父島は片道24時間の船旅が必要ですが、その長い航海が“非日常”を際立たせ、訪れた者に一生の記憶を残します。
イベントで出会った味や香りが、やがて「実際に島に行ってみたい」という旅心に火をつける。愛らんどフェアは、そんな旅の第一歩を支えてくれる場所なのです。
アクセスと注意点
- 会場:有楽町駅前広場(東京都千代田区有楽町2-7-1)
- 開催日時:
9月19日(金)15:00〜20:00
9月20日(土)11:00〜19:00
商品の入荷状況によっては売り切れになる場合もあるため、気になるものは早めにチェックを。雨天決行ですが、荒天時は中止となる可能性もあるので、事前に公式情報を確認してから来場しましょう。
おわりに——都会で出会う“島の入口”
「愛らんどフェア 2025(秋)」は、特産品を楽しむだけでなく、島の暮らしや文化を想像し、次の旅へとつながる体験ができるイベントです。
忙しい日常の合間、ふと立ち寄った有楽町で島の風を感じた瞬間から、小さな旅は始まっています。
ぜひ足を運び、あなた自身の“次の島旅”のきっかけを見つけてみてください。