こんにちは、ShimaSuki編集部です。瀬戸内海に浮かぶ香川県・小豆島(しょうどしま)。
「魔女の宅急便」のロケ地として知られるオリーブの島は、観光地として人気でありながら、どこか懐かしく、心を落ち着かせてくれる“静けさ”を持っています。
2024年の観光庁調査によると、小豆島は女子のひとり旅人気ランキングで全国トップ10入り。
アクセスが良く、治安も安定していることから、初めての離島一人旅にも最適な場所です。
小豆島へのアクセス——ひとり旅でも行きやすい島
小豆島へは、岡山・高松・姫路・神戸など各地からフェリーでアクセスできます。
最も便利なのは「高松港」からのルート。
フェリーで約1時間、高速艇なら約35分で土庄(とのしょう)港へ到着します。
島内ではレンタカー、レンタサイクル、路線バスが利用可能。
近年は電動アシスト付き自転車の貸し出しも増えており、女性ひとりでも無理なく観光できます。
オリーブと海の景色に出会う——心に残るスポット
🌿1. 小豆島オリーブ公園

白い風車が印象的な観光スポット。
映画『魔女の宅急便』のロケ地としても知られ、無料で「魔女のホウキ」を貸し出してくれるサービスがあります。
オリーブ畑を散歩したり、カフェでオリーブソフトを食べたりと、のんびり過ごせる場所です。
📍住所:香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
🕒営業時間:8:30〜17:00(年中無休)
🪨2. エンジェルロード

干潮時にだけ現れる“天使の散歩道”。
1日2回、潮が引くと砂の道が現れ、向こう側の島まで歩いて渡ることができます。
カップルに人気のスポットですが、ひとり旅でもぜひ訪れてほしい場所。
日の出や夕暮れ時には、淡い光に包まれた幻想的な光景に出会えます。
⏰おすすめ時間:干潮の30分前〜干潮時
🪶3. 寒霞渓(かんかけい)

日本三大渓谷美のひとつ。
ロープウェイから見下ろす渓谷と瀬戸内海のコントラストは圧巻です。
特に秋の紅葉シーズンは絶景。
上りはロープウェイ、下りは徒歩で自然を感じながら降りるのもおすすめです。
🚡ロープウェイ往復:期間により、変動があります。ハイシーズン(11月1日〜30日)で大人往復2,700 子供1,350円。詳しくは、公式HPをご確認ください。
公式HP:https://www.kankakei.co.jp/
島ごはんを楽しむ——地元の味と人の温かさ
🍝1. レストラン忠左衛門
自家製オリーブオイルを使ったパスタやピザが人気。
テラス席からはオリーブ畑と海を一望でき、まるで地中海にいるような気分に。
スタッフの対応も丁寧で、女性一人でも落ち着いて過ごせます。
📍住所:香川県小豆郡小豆島町蒲生甲61-4(駐車場あり)
公式HP:https://inoueseikoen-rashiku.com/chuzaemon/
🍜2. 手延べそうめん「なかぶ庵」
小豆島は“そうめんの島”としても有名。
ここでは職人による手延べ体験も可能(要予約)。
食事スペースでは、できたての温かいそうめんを味わうことができます。
📍住所:香川県小豆郡小豆島町安田甲1385
💡体験料金:1,000円〜
公式HP:https://www.shodoshima-nakabuan.co.jp/
☕3. ミノリジェラート(MINORI GELATO)
土庄港近くの人気ジェラート店。
小豆島産レモンや醤油、オリーブなど、島の素材を生かしたフレーバーが並びます。
テイクアウトして港を散歩しながら食べるのもおすすめです。
📍住所:香川県小豆群小豆島町草壁本町 1055-2
営業時間:12:00~18:00(毎週水曜日、木曜日休み)
公式HP:https://minorigelato-shop.com/
ひとりでも安心して泊まれる宿
🏡1. 小豆島国際ホテル
1日に2回潮がひくとあらわれる特別な道「エンジェルロード」に1番近い宿です。
全室オーシャンビューで、美しい瀬戸内海を望むことができます。
ゆっくりと島時間を過ごしたい方におすすめのホテルです。
🏨2. ベイリゾートホテル小豆島
全室オーシャンビューのリゾートホテル。
露天風呂付きの大浴場からは海に沈む夕日を一望できます。
ひとり旅プランもあり、食事付きでも利用しやすいのが特徴です。
島の暮らしに触れる——体験から感じる“小豆島らしさ”
🫒オリーブ摘み体験
10月〜11月にかけて、オリーブ公園などで開催。
収穫したオリーブを自分でオイルに加工して持ち帰れるプランも。
自然と触れ合う時間が、心を整えてくれます。
🪵醤油蔵めぐり
小豆島は全国でも珍しい“木桶仕込みの醤油”文化が残る場所。
「ヤマロク醤油」や「マルキン醤油記念館」では、実際に見学が可能。
昔ながらの発酵の香りが漂い、どこか懐かしい気持ちになります。
旅の終わりに——“自分を癒す時間”を持つ
小豆島は、「派手さ」よりも「穏やかさ」の島。
朝は海沿いを散歩し、昼はカフェで読書をし、夜は港の灯りを眺めながら静かに過ごす。
そんなゆるやかな時間が、日常のざわめきを静かに洗い流してくれます。
帰りのフェリーで波を見つめながら、ふと思う——
「また、ひとりで来よう。」
小豆島は、そんな“また訪れたい”と思わせる優しい島です。

