【絶品・沖縄料理】地元の人に支持されている琉球dining 島じょーぐー

グルメ情報

こんにちは、ShimaSuki編集部です。

沖縄県中部、カルチャーと音楽の街「コザ」。沖縄市(旧コザ市)の中心地にあるこの街は、アメリカ統治時代の歴史や在沖米軍基地の存在によって“異国”の空気をどこよりも濃く感じられる場所として知られています。夜になるとネオンは一層明るく輝き、ラテン・ロック・ジャズ・エイサー太鼓の音色までがミックスされたような唯一無二のグルーヴが街全体を包み込みます。そんなコザの夜をより深く楽しむために欠かせないのがローカルダイニングで味わう「琉球料理」と「泡盛」を楽しむ時間。今回ご紹介したいのが、旅人にも地元民にも人気の「異文化×琉球」が融合したダイニング、琉球dining 島じょーぐーです。

このお店の名前「島じょーぐー」には、沖縄方言(ウチナーグチ)で「島が好きな人」「島に夢中な人」という意味があります。その名の通り、島じょーぐーには、沖縄の食・暮らし・文化の“コア”な魅力に惚れ込んだ人が集まります。

店内はどこか居心地のよさを感じさせる木材を基調にした和×琉球のエッセンス。けれど、壁にはビンテージポスターやエスニックな装飾が遊び心たっぷりに配置され、スピーカーから流れる音楽はコザの多文化性を表すかのような選曲。観光客向けに琉球の伝統色だけを押し出した作りとは違い、島の古い文化とコザの異国情緒がカジュアルにミックスされた空間は、まさに「コザらしさ」を表現した箱と言えるでしょう。

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コザという街の喧騒と、島のスローな時間

コザは訪れる時間帯によって、まったく異なる顔を見せます。日中は商店街で地元の弁当やDIYショップ、沖縄そばをすするローカルグルメ文化が色濃く漂い、午後になるとアメリカ雑貨店やTシャツショップ、ライブハウス周りのステージカルチャーが目立ち始めます。夕方には住宅街から太鼓の音が聞こえてきて、戦後沖縄の生活文化がフラッシュバックするような郷愁があり、夜になると一気に「アジアのラスベガス」とも言いたくなるようなネオン街へ変貌します。

そんなコザの街並みに自然に調和しつつ、どこか「島の時間」も感じさせるのが島じょーぐーのスタンスです。お店のテーマは伝統料理でありながら、品書きの魅せ方や盛り付けのセンスには現代的なアレンジが光ります。沖縄食材を主役に据えながらも、重たくなりすぎないバランスの良さは、普段から地元客で賑わう証。地元の人は味に敏感です。

特に沖縄では、家庭料理として口にしてきた琉球料理や豚・海藻・島野菜の味の“スタンダード”が各家庭で染み付いています。観光客の舌が気づかないちょっとした加減も、地元客にはすぐに伝わるのです。それでも連日人気を保つ島じょーぐーは「本物」を提供しているからこそ愛されていると言えるでしょう。

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旅人の心をつかむ一皿

ゴーヤちゃんぷるーとアーサだし巻き卵焼き

沖縄料理といえば、ゴーヤちゃんぷるー。著者もこれまで数々のゴーヤちゃんぷるーを食べてきましたが、島じょーぐーのゴーヤちゃんぷるーは、沖縄に来たら、必ず1度は食べたい!と思うほど、虜になる味です。

ゴーヤは苦いという概念を良い意味で裏切ってくれる、舌奥にかすかに感じる苦味が味のアクセントとなり、箸が止まらなくなります。

まずは、ぜひ1度味わってみてください。

もう1品目は、アーサ(アオサ)が入った卵焼き。ふわっと柔らかい食感に、アーサの風味と塩加減が絶妙のバランスに配合されてます。

ほっとしながら食べるメニューの1つです。

新鮮・お刺身

その日の仕入れ状況によっても変わるお刺身ですが、この日食べたのは、つぶ貝。

新鮮な魚で、コリコリとした食感がなんとも美味しい。量も大満足のボリューム感です。

チーズポチギ

薄く切ったソーセージとチーズ、きゅうりがあわさったチーズポチギ。

ちょっとしたおつまみとして、ついつい箸が伸びてしまう1品です。

スパイシーポテトとサイコロステーキ

スパイス感じるポテトフライと肉汁たっぷりのサイコロステーキ。沖縄といえばステーキで有名なお店がいくつもありますが、じょーぐーでもステーキを堪能することができます。

じょーぐーでは、様々な泡盛やオリオンビール、シークワーサワーなど沖縄を感じるお酒を楽しむことができます。

沖縄のお酒と料理で、たっぷりと沖縄を感じてみませんか。

料理の途中で感じる “コザの風景味”

県外の沖縄料理店で琉球料理を食べても、なぜかどこか物足りないことがあります。それは「気候」や「街の振動」が食事体験の完成度に関係しているから。冷房の効いたオフィス街ではラフテーの脂は重く感じ、ゴーヤーの苦味も浮く。でも、コザの空気ではそれが馴染む。ネオンの熱、夜の微かな粉塵、重低音が漏れる路地の振動、基地から漂うアメリカ料理のにおい、うちなーんちゅの談笑、泡盛の香りが混ざるカウンター、湿度と熱気——それらが「この街の香味」です。島じょーぐーはそんな“街背景込みのダイニング”。ここで食べるからこそ「40%増しで完成する皿」があるのです。

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島時間に夢中になれる人こそ楽しめる店

「島好き」の意味を持つ名前の通り、島じょーぐーは沖縄の“いつもの島料理”を食べるだけのお店ではありません。
この店は「沖縄の基礎文化+コザの多文化性+現代的センス」がミックスされ、旅人の感覚を研ぎ澄ませて「島に夢中になる準備」をさせてくれる場所。まさに「島じょーぐー入門の聖地」です。

コザの夜を歩き回り、音楽とネオンと歴史の渦を感じ、ちょっと足が疲れた頃にこの店へ入る。冷えたビール、軽い前菜、そして泡盛。苦味、脂、潮、発酵、柑橘——琉球料理の全エレメントを受け止める舌に整ったとき、あなたも立派な「島じょーぐー」です。

旅の記録は観光地写真だけでは終わりません。沖縄の“文化の味”を夜の熱量ごと噛みしめてこそ、旅は立体になります。
コザのナイトカルチャーの入口で「本当の琉球の味」を守りつつ、カジュアルに“混ぜこぜ”を楽しませてくれる島じょーぐーは、コザ観光の夜ルートに絶対加えるべき名店。
次の沖縄トリップでは、コザの夜のグルーヴと共にぜひ「島じょーぐーの一皿ストーリー」を体験してみてください。

【絶品・沖縄料理】地元の人に支持されている琉球dining 島じょーぐー
HP:https://shima-jogoo.com/
住所:沖縄県沖縄市諸見里1-3-6
電話:098-989-3975(予約可能です)
お休みはhttps://www.instagram.com/shimajyo_guにてご確認ください。

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