【2025年冬】伊豆大島観光ガイド|300万本の椿と富士山絶景!都心からすぐ行ける「東京のオアシス」

アクティビティ

週末、どこか遠くに行きたいけど、休みが短いからなぁ。温泉入って自然に癒やされたい気分なんだけど…。

それなら「伊豆大島」はどう?東京・竹芝から高速船で2時間かからないよ!しかも冬は「椿まつり」で島中が華やかだし、空気が澄んでるから海越しに「富士山」がドーンと見える最高の季節なんだよ。

東京都心から南へ約120km。伊豆大島(いずおおしま)は、伊豆諸島の中で最大の島であり、最もアクセスしやすい「東京の離島」です。

「島旅=夏」のイメージがあるかもしれませんが、伊豆大島のハイライトは間違いなく「冬」です。1月から3月にかけて島全体を彩る300万本のヤブツバキ、活火山・三原山のダイナミックな景観、そして冷えた体に染みる絶景温泉。

週末だけでフルチャージできる、冬の伊豆大島のおすすめの過ごし方をご紹介します。

この記事で分かること

  • 冬の一大イベント:300万本が咲き誇る「椿まつり」の歩き方
  • 日本唯一の「砂漠」を歩く!冬の三原山絶景トレッキング
  • 海と富士山を独り占め!感動の「絶景露天風呂」
  • ピリ辛が癖になる「べっこう寿司」と「椿油グルメ」
  • 1泊2日:週末リフレッシュ!大島満喫モデルコース
  • 船?飛行機?意外と知らないアクセスと島内移動事情

パスポートのいらない、一番近い非日常へ。冬の伊豆大島で心と体を整えましょう。

※ご注意※
情報は記事執筆時点のものです。訪問前には必ず最新情報をご確認ください。

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Chapter 1:島が赤く染まる!「椿まつり」とアンコさん

伊豆大島の冬の代名詞といえば、毎年1月下旬から3月下旬にかけて開催される「伊豆大島 椿まつり」です。島内には約300万本ものヤブツバキが自生しており、冬になると島全体が鮮やかな赤色に彩られます。

メイン会場「大島公園」は必見

都立大島公園には、国内最大規模の椿園があります。約1000品種の園芸種や野生種が見られ、温室では珍しい黄色い椿なども鑑賞できます。落ちた椿の花で作られた「ハート型の椿」は、SNS映え間違いなしの人気スポットです。

伝統衣装「アンコさん」に変身

「アンコ」とは、島の方言で「お姉さん」の意味。紺絣(こんがすり)の着物に前掛け、頭に手ぬぐいを巻いた姿は、大島の伝統的な女性のスタイルです。お祭り期間中は、アンコさんの衣装レンタル体験も人気。椿の林の中で記念撮影をすれば、レトロで可愛い旅の思い出になります。

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Chapter 2:日本唯一の「砂漠」と三原山トレッキング

伊豆大島のシンボルである活火山「三原山(みはらやま)」。その東側に広がるのが、国土地理院の地図で日本唯一「砂漠」と表記されている「裏砂漠(うらさばく)」です。

まるで火星?異世界を歩く

黒い火山灰とスコリア(軽石)に覆われた大地は、植物がほとんど生えず、まるで火星か月面に降り立ったかのような荒涼とした風景が広がります。風が強く吹き抜ける冬は、その厳しさと美しさが際立ちます。
視界を遮るものが何もないため、空気が澄んだ冬の日には、海の向こうに雪を頂いた富士山や、伊豆半島の山々、房総半島まで見渡すことができます。

パワースポット「ゴジラ岩」

1986年の噴火の際に流れ出た溶岩が固まってできた「ゴジラ岩」。今にも動き出しそうな迫力あるシルエットは必見です。三原山頂口から徒歩でのアプローチが一般的ですが、初心者でも歩きやすい舗装された遊歩道が整備されています。

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Chapter 3:海と富士山を独り占め!絶景温泉

火山島である大島は、良質な温泉の宝庫でもあります。冬の冷たい風の中、熱々のお湯に浸かる贅沢は格別です。

元町 浜の湯

水着着用で入る混浴露天風呂。目の前には太平洋が広がり、西側に位置しているため、海に沈む夕日を眺めながらの入浴は最高です。さらに、天気の良い冬の日は、海の向こうに富士山がくっきりと浮かび上がります。「夕日×海×富士山」のコラボレーションは、言葉を失う美しさです。

大島温泉ホテル

三原山を望む露天風呂があり、日帰り入浴も可能です。原生林越しに見る三原山の雄大な姿は、大地のエネルギーを感じさせてくれます。

Chapter 4:ピリ辛が癖になる!島グルメ

伊豆諸島ならではの食文化も旅の楽しみの一つです。

🍣 べっこう寿司

白身魚(メダイやブダイなど)を、青唐辛子醤油に漬け込んだ郷土料理。ネタがべっこう色に輝くことからその名がつきました。青唐辛子のピリッとした辛さが食欲をそそり、お酒のお供にもぴったりです。スーパーでお弁当として売られていることもあります。

🍲 椿フォンデュ

大島特産の「椿油」を使ったオイルフォンデュ。新鮮な魚介類や明日葉(あしたば)などの野菜を、黄金色の椿油で揚げていただきます。椿油はオレイン酸が豊富で胃もたれしにくく、サクッとした軽い食感が特徴です。

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Chapter 5:【1泊2日】冬の大島・週末リフレッシュモデルコース

金曜日の夜、または土曜日の朝に出発して楽しむ、週末大島旅のプランです。

Day 1:椿と絶景温泉で癒やされる

  • 午前: 東京・竹芝客船ターミナルからジェット船で出発(約1時間45分)。
  • 昼食: 到着後、港近くで「べっこう寿司」のランチ。
  • 午後: バスまたはレンタカーで「大島公園」へ。椿まつり散策と椿資料館見学。
  • 夕方: 「元町 浜の湯」で夕日と富士山を眺めながら入浴。
  • 夜: 宿で新鮮な海鮮料理と地酒「御神火(ごじんか)」を楽しむ。

Day 2:大地のパワーをチャージ

  • 午前: 三原山へ。「裏砂漠」までハイキングで異世界体験(往復約2〜3時間)。
  • 昼食: 下山後、明日葉を使った料理やラーメンなどで温まる。
  • 午後: 「地層大切断面(バームクーヘン)」を見学し、お土産(椿油、牛乳煎餅)を購入。
  • 夕方: ジェット船で東京へ。夜には帰宅。
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旅の準備とQ&A – 冬の伊豆大島、ここが知りたい!

Q. 東京からの行き方は?

A. 主に2つの方法があります。
高速ジェット船: 竹芝から最短1時間45分。揺れが少なく快適です。1日2〜3便。
大型客船(さるびあ丸): 竹芝を夜22時頃出発し、翌朝6時頃到着。寝ている間に着くので時間を有効に使えます。運賃が比較的安いです。
※調布飛行場から飛行機(約25分)という方法もあります。

Q. 冬の服装は?

A. 東京とほぼ同じ気温ですが、風が強いため体感温度は低くなります。特に三原山や裏砂漠は強風が吹くことが多いので、ダウンジャケット、ニット帽、手袋などの防寒対策は万全に。トレッキングをするなら歩きやすい靴が必須です。

Q. 島内の移動手段は?

A. レンタカーが一番便利です。バスは便数が限られているため、効率よく回るには車が必要です。運転ができない場合は、バスの時間を事前によく調べておくか、観光タクシーを利用しましょう。レンタサイクルは坂道が多いので、電動アシスト付きがおすすめです。

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まとめ:週末は、東京から一番近い「非日常」へ

冬の伊豆大島は、椿の赤と、海の青、そして富士山の白が織りなす美しいコントラストに出会える場所です。

都心からわずか2時間弱。喧騒を離れ、大地のエネルギーと温泉の温もりに包まれる週末は、明日への活力をチャージする最高の時間になるはずです。次の休日は、ふらっと伊豆大島へ出かけてみませんか?

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