
「東京も京都も大好きだけど、次はもっと『日本の原風景』や『手つかずの自然』に触れたいな。でも島ってたくさんありすぎて、どこに行けばいいか分からない……」

「その気持ち、よく分かります! 日本の島は北から南まで気候も文化も全く違います。亜熱帯のジャングルから、流氷が来る北の果て、そして現代アートの聖地まで。2026年の今、世界の旅人たちが『わざわざ行く価値がある』と認めたベストアイランド10選をご紹介しますね!」
日本は6,800以上の島々からなる『島国(Shimaguni)』です。東京や京都といったゴールデンルートの先には、まだあまり知られていない、しかし世界中の旅人が熱視線を送る『奇跡の島々』が待っています。エメラルドの海に抱かれた南国の楽園から、手つかずの自然と独自の伝統が息づく北の秘境まで、その表情は実に多彩です。
今回は、インバウンド観光の最前線で評価されている「独自の文化」「圧倒的な自然」「アクセスの冒険性」を基準に、2026年に訪れるべき日本の離島ベスト10を厳選しました。
この記事でわかること
- ✅ 【南国リゾート】 世界屈指の透明度を誇る沖縄の島々
- ✅ 【世界遺産】 太古の森と祈りの歴史が残る九州の島々
- ✅ 【アート&カルチャー】 現代アートと伝統が融合する瀬戸内の島々
- ✅ 【秘境・フロンティア】 東京の離島と北の最果て
Category 1:南国リゾートと独自の琉球文化(沖縄エリア)
1. 慶良間諸島(Kerama Islands)|世界が恋する「ケラマブルー」
那覇から高速船でわずか50分。日帰りで世界トップクラスの透明度に出会えるのが慶良間諸島(座間味島・渡嘉敷島など)です。
ミシュラン・グリーンガイドで二つ星を獲得したその海は「ケラマブルー」と呼ばれ、ウミガメとの遭遇率も抜群。2026年の今も、ダイバーたちの聖地として不動の人気を誇ります。

2. 宮古島(Miyako Island)|東洋一のビーチとラグジュアリー
ハワイやモルディブにも引けを取らない「ミヤコブルー」の海。伊良部大橋をはじめとする3つの長大な橋が島々を結び、海の上を走るような爽快なドライブが楽しめます。
近年は外資系ラグジュアリーホテルの開業が続き、優雅なリゾートステイを楽しみたい旅行者に最適です。

3. 西表島(Iriomote Island)|東洋のガラパゴス
島の90%が亜熱帯のジャングルに覆われた世界自然遺産の島。特別天然記念物イリオモテヤマネコが生息し、マングローブカヌーやジャングルトレッキングなど、圧倒的な「冒険」が待っています。
リゾートではなく、野生の息吹を感じたいアドベンチャートラベラーにおすすめです。

Category 2:魂を揺さぶる歴史と自然(九州・屋久島エリア)
4. 屋久島(Yakushima)|苔むす森と縄文杉
樹齢数千年の屋久杉が立ち並び、スタジオジブリ映画『もののけ姫』の舞台のモデルともなった神秘の島。
往復10時間の縄文杉トレッキングは過酷ですが、それを乗り越えて出会う太古の森は、人生観を変えるほどのパワーを持っています。「ひと月に35日雨が降る」と言われる雨さえも、苔を美しく輝かせる演出となります。

5. 五島列島(Goto Islands)|祈りの島と潜伏キリシタン
長崎県の西に浮かぶ島々には、かつて弾圧を逃れたキリシタンたちが守り抜いた美しい教会群が点在しています。
世界遺産にも登録されたその歴史的背景(ナラティブ)は、欧米の旅行者の知的好奇心を深く刺激します。新鮮な海産物や五島うどんなどのグルメも魅力です。

Category 3:現代アートと多島美の融合(瀬戸内エリア)
6. 直島(Naoshima)|現代アートの聖地
草間彌生の「かぼちゃ」や安藤忠雄建築の美術館が点在する、世界で最も有名な「アートアイランド」。
古い民家を改装したアートプロジェクトなど、島の日常風景と現代アートが見事に融合しています。3年に一度の「瀬戸内国際芸術祭」の開催地としても知られ、アートファンなら一度は訪れるべき場所です。

7. 小豆島(Shodoshima)|オリーブと醤油のノスタルジー
「日本の地中海」とも呼ばれ、オリーブ栽培が盛んな穏やかな島。一方で、400年の歴史を持つ醤油蔵が並ぶ「醤の郷」では、香ばしい香りと共に日本の伝統産業に触れることができます。
干潮時だけ道が現れる「エンジェルロード」は、カップルに人気のロマンチックスポットです。

Category 4:知られざる秘境とフロンティア(東京・北海道)
8. 小笠原諸島(Ogasawara Islands)|選ばれし者の楽園
東京から南へ1,000km。アクセスは週に1便の船で片道24時間のみ。空港はありません。
この「アクセスの難しさ」こそが、手つかずの自然(ボニンブルー)と独自の生態系を守っています。イルカと泳ぎ、クジラを見る。デジタルデトックスを求める現代人にとっての究極の贅沢がここにあります。

9. 佐渡島(Sado Island)|金山と芸能の島
日本海側最大の離島。かつては流刑地であり、都の文化と土着の文化が混ざり合った独特の芸能(能、鬼太鼓)が育まれました。
世界的な和太鼓集団「鼓童(Kodo)」の本拠地でもあり、佐渡金山の産業遺産とともに、日本の深層文化(ディープ・ジャパン)を体験できる場所です。

10. 利尻島・礼文島(Rishiri & Rebun)|最北のアルプス
北海道の北の果て。海に浮かぶ利尻富士の絶景と、高山植物が咲き乱れる礼文島。
夏はハイキング、冬はバックカントリースキーと、四季折々のアクティビティが楽しめます。そして何より、ここで食べる「ウニ」は日本一とも称される絶品。食と絶景を求める旅の終着点です。

💡 旅のヒント:2026年の島旅トレンド
人気が高まるにつれ、特に夏場のフェリーや宿の予約は争奪戦になっています。「行きたい!」と思ったら、まずは船と宿の確保を。また、島ではクレジットカードが使えないお店もまだあるため、現金(Cash)の用意もお忘れなく。
結論:あなたの「冒険」はどの島から?
これら10の島々は、それぞれ全く異なる顔を持っています。共通しているのは、そこに行かなければ味わえない「空気」と「物語」があること。
次の日本旅行では、ゴールデンルートを少し外れて、船に乗り込んでみませんか? 海を渡った先には、あなたがまだ知らない日本の姿が待っています。日常を忘れ、まだ見ぬ日本の素顔に触れる、贅沢な島旅へ出かけてみませんか?


