夏こそ訪れたい!絶景と神秘に包まれた安芸の宮島の魅力

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こんにちは、ShimaSuki編集部です。広島県の瀬戸内海に浮かぶ「宮島」。正式には「厳島(いつくしま)」と呼ばれ、古来より神の島として人々に敬われてきました。世界遺産「厳島神社」をはじめ、夏だからこそ感じられる海と山のコントラスト、美味しいグルメ、そして風情ある街並み…。この記事では、夏に訪れるべき理由とともに、宮島の魅力をたっぷりとご紹介します。


1. 世界遺産・厳島神社を訪ねて

宮島といえば、何と言っても海に浮かぶ大鳥居が有名な「厳島神社」。平安時代に創建されたこの神社は、潮の満ち引きによってまるで海に浮かんでいるかのような幻想的な姿を見せてくれます。

夏の朝、まだ空気が澄んでいる時間に訪れれば、朱色の柱が青空と海に映え、まるで絵画のような景色が広がります。また、干潮時には鳥居のそばまで歩いて行けるチャンスも。日中の賑わいもよいですが、早朝や夕暮れ時は観光客も少なく、静寂の中で神聖な空気を感じることができます。


2. 鹿たちとの出会いと、ゆるやかな時間

宮島には野生の鹿が生息しており、島内の至るところで人懐っこい鹿たちに出会うことができます。奈良の鹿と並んで有名な存在で、観光客にも人気。暑い夏でも、木陰でのんびりと昼寝をする鹿たちの姿に、自然とこちらも力が抜けていくような、そんな癒しの時間が流れます。

ただし、エサを与えたり、いたずらをするのは禁止。鹿たちとの距離感を大切にしながら、自然な共存の空気を味わってみてください。


3. 五重塔や千畳閣から眺める瀬戸内の風景

厳島神社のすぐそばには、見晴らしのよい高台に建つ「五重塔」や「千畳閣」があります。五重塔は1407年に建立された優美な建築で、朱色の塔が青空に映え、写真映えスポットとしても人気です。

また、その隣の千畳閣は名前の通り広大な木造建築。吹き抜ける風が涼しく、畳の上で一息つけば、暑さも忘れてしまいそう。ここから見下ろす海と街並みのコントラストはまさに絶景。夏の日差しの中、瀬戸内の穏やかな海がキラキラと輝いて見えます。


4. 宮島グルメで元気チャージ!

旅に欠かせないのが「ご当地グルメ」。宮島には夏にぴったりの涼やかで美味しい食べ物がたくさんあります。

焼きがき:夏でも濃厚な味わいの牡蠣を味わえる名店が多数。特に「焼き牡蠣のはやし」や「牡蠣屋」は行列ができるほどの人気店。
あなごめし:宮島名物のもうひとつ。香ばしく焼かれた穴子とごはんのハーモニーが絶品!「うえの」や「和田」などが有名。
もみじ饅頭(揚げタイプもおすすめ!):定番のスイーツは冷たい抹茶と一緒にどうぞ。

暑さに疲れた身体を美味しいごはんで癒し、元気をチャージしましょう!


5. 弥山(みせん)登山でリフレッシュ!

宮島のもう一つの魅力、それが「弥山(みせん)」です。標高は約535メートル。ロープウェイを使えば山頂まで気軽にアクセスできますが、時間と体力に余裕があれば徒歩での登山もおすすめ。片道1〜1.5時間ほどで、森林浴をしながら登る道はまさに夏のアドベンチャー。

山頂からは、瀬戸内海に浮かぶ島々が一望でき、晴れた日には四国や九州まで見渡せることも。途中には弘法大師が修行したとされる「霊火堂」や「不消霊火」などの歴史スポットも点在し、心も体も清められるような旅になります。


6. 宿泊するなら風情ある町家や旅館を選ぼう

宮島に訪れるなら、ぜひ一泊して夕景や夜の雰囲気を楽しみましょう。観光客が帰ったあとの静けさは、日帰りでは味わえない特別な体験です。

最近は、古民家を改装した町家宿や、和モダンな旅館も増えており、カップルや女子旅にも人気。夕食付きのプランで瀬戸内の幸をゆったりと味わい、旅の疲れを癒すのもおすすめです。


7. 夏のイベントも見逃せない!

夏の宮島では、季節限定のイベントも多数開催されます。

  • 管絃祭(7月):厳島神社で行われる伝統行事。平安時代の船団が海を渡る様子はまさにタイムスリップのよう。
  • 宮島水中花火大会(※現在は休止中ですが再開に期待):過去には海上に打ち上がる花火が夜空と海を照らし、多くの人々を魅了しました。今後の開催情報に注目です。
  • ナイトライトアップ:神社や大鳥居が幻想的にライトアップされ、夜の宮島をロマンチックに演出します。

おわりに:この夏、宮島で「心が整う旅」を

歴史と自然、文化が融合した安芸の宮島。暑さの中でも心地よい風が吹き抜け、涼しさと感動が同時に味わえるこの島は、まさに「夏にこそ訪れたい」旅先です。

世界遺産の神社、美しい自然、そしておいしいグルメ。あなただけの宮島の楽しみ方を見つけに、この夏、少し足をのばしてみませんか?

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