心と体を整える!城ヶ島・長津呂の磯の自然の中で週末リトリート(神奈川県・三浦半島)

神奈川県

夏の時期、海水浴場は多くの人でにぎわい、疲れを癒すはずが、「人込みに疲れてしまった。」なんていうことも…。そんな時に穴場スポットとしておすすめ場所が、関東地方にある離島の1つ「城ヶ島」です。城ヶ島は、喧騒の中から抜け出し、海辺で1日過ごすことができます。

リトリートとは?

近年、仕事や家庭、都市での生活の慌ただしさから距離を取り、自然の中で心と体を整える「リトリート」に注目が集まっています。リトリートとは、英語で「退却・隠れ家」といった意味を持ち、一般的には日常から離れた環境で、自分自身を再発見し整える「癒しの時間」を意味します。

城ヶ島への入口。城ヶ島大橋

最近では、ヨガや瞑想を組み合わせたものや、温泉・森・海といった自然を活かしたスタイルが人気です。そんなリトリートにぴったりな場所が、神奈川県三浦半島の先端に位置する「城ヶ島(じょうがしま)」です。特に「長津呂(ながとろ)の磯」は、観光地として有名な三浦海岸や江の島と比べると人出も少なく、穴場的なリトリートスポットとしておすすめできます。

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アクセス良好!車で渡れる離島

城ヶ島へのアクセス方法は、「城ヶ島大橋」を渡っていくか、船で三崎港で渡ることができます。東京・横浜から日帰りでも行ける手軽さが魅力です。

  • 車でアクセス
    横浜横須賀道路(衣笠IC)から三浦縦貫道路を経由し、約1時間半で到着。最後は「城ヶ島大橋」を渡って島へ入ります。2020年からこの橋の通行料が無料化されたため、より気軽に訪れやすくなりました。
  • 公共交通機関でも便利
    京急線の「三崎口駅」から京急バスを利用し、20分ほどで三崎港へ。そこから渡し舟「さんしろ」に乗れば、わずか5分で城ヶ島に上陸できます。船旅という非日常的な演出は、まさにリトリートの始まりを告げてくれる体験でしょう。

城ヶ島大橋は、徒歩や自電車も通行可能。2020年から無償化となったため、通行料はかかりません。船で渡る場合は、三崎港から「さんしろ」に乗船します。さんしろは、無料で自電車を乗船させることも可能です。

城ヶ島渡し船「さんしろ」公式HP:https://www.umigyo.co.jp/hakushu.html

1日共通駐車券「城ヶ島ワンデーパス」がお得

城ヶ島には、6箇所の公共駐車場があります。普通車は1日500円とリーズナブル。さらに嬉しいのが「城ヶ島ワンデーパス」です。最初に駐車料金を支払うと、その日であれば島内の公共駐車場を何度でも自由に利用可能。(シーズンによっては満車になるので、早めの移動をおすすめします)

ワンデーパスは、機械式駐車場の精算機から発券されるため、1番最初に駐車場に入る時に、通常通り「駐車券発行ボタン」を押して駐車券を受け取りますが、駐車場を出る時がポイント。

駐車券を入れた後に必ず「ワンデーパス発行ボタン」を押してください。料金を支払うと、駐車券が戻ってくるので、それが、ワンデーパスとなり、次の公共駐車場に停める時に、ワンデーパスカード投入口にワンデーパスをいれると、次の駐車場は料金を支払うことなく駐車できます♪

朝は東側で朝日を眺め、昼は南側で磯遊び、夕方は西側で夕焼け観賞と、場所を変えながら一日滞在するのに最適です。リトリートに欠かせない「時間に追われない自由な過ごし方」を実現できるシステムと言えるでしょう。

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穴場スポット!シュノーケリングも楽しめる「長津呂(ながとろ)の磯」

城ヶ島のハイライトが、南側に広がる「長津呂の磯」。岩場が広がっており、磯遊びを楽しむことができます。長津呂の磯は常に穏やかな入江で、遠浅ではないため水深は意外とあります。大人でも足がつかない場所もありますが、ぷかぷかと浮かびながらシュノーケリングを楽しんだり、浮き輪で浮かびながら、疲れた体を癒すことができます。

水中を覗くと、メジナやスズメダイ、クロダイなどが群れを成し、透明度の高い海で色鮮やかな魚たちに出会えます。磯の入り江は波も穏やかで、浮き輪で漂いながらのんびり過ごすだけでも十分リトリート効果があります。

波は非常に穏やかですが、大人でも足がつかない水深だったりするので、マリンシューズは、ライフジャケット、浮き輪などは持参することを強くおすすめします。日差しも大変強いので、ラッシュガードなど、日焼け対策も必須です。日焼けしたい方には、1日岩場で寝そべっていたら、こんがり肌になること間違いなしなスポットです。

さらに、岩場の平らな場所では持ち込みの簡易BBQを楽しむ人も多く、海と風を感じながらの食事は格別です。ただしペグが打てないため、タープやテントは工夫が必要。島内には売店や少し歩けば食堂もあるので、「手ぶらで島ごはん」も選択肢です。

近くには自動販売機もあるので、飲み物もすぐに調達可能です。ただ、近くにあった公衆トイレは、現在は利用ができない為、近くにトイレがないのが難点ではあります…。事前に城ヶ島公園などで済ませておくと安心です。

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安全に楽しむための持ち物チェック

自然の中で過ごすリトリートには、安心・快適な装備が欠かせません。特に磯場での注意点を踏まえると、以下のアイテムが必須です。

  • マリンシューズ(岩場やウニ対策)
  • ライフジャケット(大人も必須、安心感が違います)
  • ラッシュガード(日焼け・クラゲ対策)
  • 浮き輪・シュノーケルセット(子供や初心者におすすめ)
  • 飲料水(近隣に自販機はあるが念のため多めに)
  • 簡易テントまたは日よけ(長時間の滞在には重要)

自然の中での癒し「島時間」を過ごす

リトリートの醍醐味は、ただ自然に身をゆだねることにあります。城ヶ島では、時間を忘れて海を眺める、潮風にあたって深呼吸する、岩場に寝そべって日差しを浴びる。そんなシンプルな過ごし方こそが、心と体をゆるめる大切な体験です。

夜には満天の星空が広がり、波音だけが響く静けさが訪れます。観光スポットとしては名高い城ヶ島ですが、少し歩けば人の少ないエリアも広がっており、自分だけの癒しの「島時間」を見つけることができます。


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周辺観光と組み合わせてさらに充実

リトリート目的で城ヶ島を訪れるなら、周辺観光も組み合わせるとさらに豊かな体験になります。

  • 三崎港でマグロ料理
    新鮮なマグロ丼や寿司を味わえる名店が多数。海で遊んだ後の食事は格別です。
  • 城ヶ島灯台・馬の背洞門
    歩きながら自然と歴史を感じられる散策スポット。写真映え抜群。
  • 温泉「油壺温泉」(車で15分)
    最後に温泉へ立ち寄れば、心身ともに完全にリセット。まさにリトリートの締めくくりに最適です。

まとめ:週末リトリートは城ヶ島・長津呂の磯で

城ヶ島・長津呂の磯は、混雑する湘南ビーチとは異なる静けさと自然が広がり、日常から離れて癒しを得られるリトリートに最適な場所です。

透明度の高い海でのシュノーケリング、磯遊び、のんびり漂う島時間。心も体も解放される体験が、きっと新しい週への活力を与えてくれるでしょう。

穏やかな入り江で、透明度の高い海につかりながら過ごす時間。潜ると、様々な魚を観察することができる。毎日、時間に追われ、呼吸することも忘れてしまう様な日々の暮らしの中で、穏やかに自然と共に過ごすひとときは、体にも心にも癒しと活力を与えてくれる時間になるでしょう。

今週末は水着、ラッシュガード、マリンシューズ、浮き輪をもって、ぜひ「自分へのご褒美リトリート」として城ヶ島を訪れてみませんか?

城ケ崎アクセス

住所:神奈川県三浦市三崎町城ケ島684-2 

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