
沖縄の離島に行きたいんだけど、観光客でごった返してない、静かな島ってないかな?

わかる!せっかくなら手つかずの自然が残ってて、神秘的なパワースポットとかもあったら最高なんだけど…
そんなあなたにぴったりの島があります。沖縄県の最北端に位置する伊平屋島(いへやじま)です。
「沖縄で最後の離島らしい離島」とも称される伊平屋島は、開発の波に飲まれることなく、太古から変わらぬ美しい自然と神話の世界が息づく秘境。日本神話「天の岩戸伝説」が残るクマヤ洞窟、樹齢300年を超える神々しい琉球松など、ここでしか出会えない絶景が待っています。
特に2月・3月は、観光客が少なく、穏やかな気候の中でゆったりと島を巡れるベストシーズン。喧騒を離れ、自分だけの特別な時間を過ごしたい方には、まさに理想の旅先です。
この記事を読めば、こんなことが分かります!
沖縄最北端の秘境・伊平屋島を120%楽しむための情報をお届けします。
- 伊平屋島ってどんな島?基本情報とアクセス方法
- 2月・3月の気候と服装|この時期ならではの魅力とは
- 天の岩戸伝説「クマヤ洞窟」など必見の絶景スポット
- 島ならではのグルメと宿泊施設情報
- 1泊2日で巡るおすすめモデルコース
さあ、神話が息づく沖縄最北端の秘境へ、心洗われる島旅に出かけましょう。
※ご注意※
この記事に掲載している料金やフェリーの時刻などの情報は、2026年2月時点のものです。
訪問される前には、必ずご自身で各施設の公式サイトやフェリー会社の最新情報をご確認ください。
Chapter 1:「てるしの」の島・伊平屋島とは?

伊平屋島は、沖縄本島から北へ約117km、沖縄県で最も北に位置する有人島です。面積は約21平方キロメートル、人口は約1,200人ほどの小さな島ですが、その約7割が標高200〜300mの山地で占められ、緑豊かな自然が広がっています。
島の愛称は「てるしの」の島。これは「太陽(てぃだ)が照らす」という意味の島言葉で、伊平屋島が古来より太陽信仰と深く結びついてきたことを示しています。
伊平屋島の基本データ
- 所在地:沖縄県島尻郡伊平屋村
- 面積:約20.64㎢
- 人口:約1,235人(令和2年時点)
- 周囲:約34km
- 最高標高:294m(賀陽山)
伊平屋島の最大の特徴は、観光地化されていない「素のままの沖縄」が残っていること。大型リゾートホテルや観光施設はなく、昔ながらの集落、手つかずの海岸線、そして島民の温かいおもてなしが、訪れる人の心を癒してくれます。
Chapter 2:伊平屋島へのアクセス方法
伊平屋島へは、沖縄本島北部の今帰仁村・運天港からフェリーで向かいます。
那覇空港から運天港まで
- 🚌 やんばる急行バス利用
那覇空港から運天港まで直通バスで約2時間30分〜3時間。レンタカーを借りない場合に便利です。 - 🚗 レンタカー利用
那覇空港から沖縄自動車道経由で約1時間30分〜2時間。島内観光にもレンタカーがあると便利です。
運天港から伊平屋島(前泊港)まで
フェリー「いへやIII」に乗船し、約80分(1時間20分)の船旅です。
フェリー料金(2026年2月現在)
| 区分 | 片道 | 往復 |
|---|---|---|
| 大人 | 2,480円 | 4,720円 |
| 小人 | 1,240円 | 2,360円 |
※車両を載せる場合は別途料金が必要です。
🚢フェリーの詳細はこちらから👉公式サイト:伊平屋島観光協会
【重要】フェリーは1日2〜3便と限られています。必ず事前に時刻表を確認し、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
Chapter 3:2月・3月の伊平屋島|気候と服装
沖縄とはいえ、2月・3月の伊平屋島は本州の春先のような気候。海水浴には少し寒いですが、観光には最適な季節です。
2月・3月の気候データ
- 平均気温:17〜20℃
- 最高気温:20〜23℃
- 最低気温:14〜17℃
- 降水量:比較的少なめ
おすすめの服装
- 日中:長袖シャツやカーディガン、薄手のジャケット
- 朝晩:ウインドブレーカーや軽めのアウター
- 足元:歩きやすいスニーカー(洞窟や遊歩道を歩くため)
この時期の伊平屋島には、3つの大きなメリットがあります。
- 🌸 ① 観光客が少なく、島を独り占めできる
ハイシーズンの夏と違い、静かな環境でゆっくりと観光スポットを巡れます。 - 🌿 ② 過ごしやすい気候で散策に最適
真夏の強烈な日差しを避け、快適に島内をドライブや散策できます。 - 🐋 ③ ホエールウォッチングのシーズン
沖縄近海では1月〜3月にザトウクジラが見られることも。運が良ければフェリーからクジラに出会えるかもしれません。
Chapter 4:神話と絶景の宝庫!伊平屋島の必見スポット
クマヤ洞窟(天の岩戸伝説)

伊平屋島の最大のパワースポットが、島北部にあるクマヤ洞窟です。日本神話で太陽神・天照大神が隠れたとされる「天の岩戸」の伝説地として、沖縄県の天然記念物に指定されています。
狭い岩の隙間をくぐり抜けると、神秘的な空間が広がります。洞窟内には拝所があり、今も島民によって大切に守られています。2017年には洞窟の外に伊平屋天巌戸神社が建立され、より参拝しやすくなりました。
💡 訪問のポイント
洞窟内は足元が滑りやすいため、歩きやすい靴で訪れましょう。懐中電灯があると便利です。
念頭平松(ねんとうひらまつ)

樹齢300年以上、新・日本名木100選にも選ばれた伊平屋島のシンボル。地面を這うように横へ広がる独特の樹形は、まるで巨大な緑の傘のよう。その姿は「日本一美しい松」とも称されます。
周囲には遊歩道が整備されており、どの角度から見ても絵になる美しさ。写真撮影スポットとしても人気です。
野甫大橋(のほおおはし)

伊平屋島と隣の野甫島を結ぶ全長320mの橋。橋の上からは、エメラルドグリーンの海と白い砂浜が一望でき、まさに絶景ドライブコース。野甫島には「塩夢寿美(えんむすび)」で知られる製塩所「ソルトクルーズ」もあり、立ち寄りスポットとしておすすめです。
虎頭岩(とらずいわ)

前泊港から徒歩約5分の場所にある巨岩。岩の上からは360度のパノラマビューが広がり、到着後すぐに伊平屋島の絶景を楽しめるお手軽スポットです。
米崎海岸

伊平屋島で最も美しいとされるビーチ。2月・3月は泳ぐには少し寒いですが、白い砂浜と透明度抜群の海を眺めながらの散歩は最高のリラックスタイムになります。
Chapter 5:島の恵みを味わう!伊平屋島グルメ
伊平屋島のグルメの魅力は、新鮮な海の幸と島の素材を活かした家庭料理。小さな島ながら、個性豊かな飲食店が点在しています。
おすすめグルメスポット
ドライブイン伊平屋
前泊港近くにあり、ボリューム満点の沖縄料理が味わえます。沖縄そば、野菜炒め、かつ丼など定番メニューが揃い、お腹を空かせた旅行者の強い味方。
営業:11:30〜14:30、17:30〜21:00(月曜定休)
※営業時間は異なる場合があります。ご訪問前に最新の情報をご確認ください。
海漁(かいぎょ)
新鮮な魚料理が自慢のお店。名物は「スーファイ」という島の郷土料理で、近海でとれた魚を塩漬けにして乾燥させたもの。にぎり寿司やオードブルも絶品です。
umi cafe
前泊港ターミナル1階にあるカフェ。コーヒーやオリジナルスイーツ、サンドウィッチなど、フェリー待ちの時間にぴったり。
伊平屋島の特産品
- もずく:沖縄屈指の生産量を誇る伊平屋もずく
- 塩夢寿美:野甫島で作られるミネラル豊富な天然塩
- 黒糖:昔ながらの製法で作られる島の黒糖
- 泡盛:島内で作られる希少な地酒
Chapter 6:伊平屋島の宿泊施設
伊平屋島には大型リゾートホテルはありませんが、民宿やアットホームなホテルが充実しています。どの宿も島の食材を使った手作り料理と、温かいおもてなしが魅力です。
おすすめ宿泊施設
みらい荘
前泊港から目の前、海まで歩いて10秒という抜群のロケーション。全9室、全室ユニットバス完備。季節の島食材を使った沖縄料理が好評です。
料金:1泊2食付き 6,500円〜7,000円
松金ホテル
洋室11室、和室6室で計45名収容可能な島内最大規模の宿。Wi-Fi完備、コインランドリーあり。飲食店への無料送迎サービスも嬉しいポイント。
料金:素泊まり4,950円〜、2食付き6,600円〜
【重要】伊平屋島の宿は部屋数が限られています。特に週末や連休は早めの予約をおすすめします。
※料金変動あり。ご訪問前に最新の情報をご確認ください。
Chapter 7:1泊2日モデルコース
2月・3月の伊平屋島を満喫する、おすすめの1泊2日プランをご紹介します。
【1日目】島の北部を巡る神話の旅
- 10:30 運天港発フェリー乗船
- 11:50 前泊港到着 → レンタカーを借りる
- 12:00 「ドライブイン伊平屋」でランチ
- 13:30 虎頭岩で絶景を堪能
- 14:30 クマヤ洞窟・伊平屋天巌戸神社を参拝
- 16:00 念頭平松で記念撮影
- 17:00 宿にチェックイン
- 19:00 宿の夕食または「海漁」で島グルメを堪能
【2日目】野甫島と南部をのんびり散策
- 08:00 宿で朝食
- 09:30 野甫大橋を渡って野甫島へ
- 10:00 ソルトクルーズで塩作り見学・お土産購入
- 11:30 米崎海岸で海を眺めながら散歩
- 12:30 「umi cafe」でカフェタイム
- 14:00 前泊港発フェリーで運天港へ
- 15:20 運天港到着 → 那覇方面へ
まとめ:静寂と神話の島・伊平屋島で心を洗う旅を
沖縄最北端の秘境・伊平屋島は、観光地化されていない「本当の沖縄」に出会える貴重な場所です。
天の岩戸伝説が残るクマヤ洞窟、樹齢300年の念頭平松、エメラルドグリーンの海と白い砂浜…。そして何より、島民の温かいおもてなしと、時間がゆっくり流れる穏やかな空気感が、日常の疲れを癒してくれます。
2月・3月は観光客も少なく、静かに島を満喫できるベストシーズン。喧騒を離れ、自分だけの特別な島時間を過ごしてみませんか?


