【大阪府】ネモフィラ祭り、大阪万博予定地で注目の舞洲まで自転車で快走

mujintou・ritou

2025年4月13日から10月13日まで開催予定の大阪・関西万博。現在、新設の駅や道路など絶賛整備中ですが(2024年9月時点)、公式サイトによると、基本的なアクセス方法は、電車かバスの公共交通機関をご利用くださいとのこと。会場周辺には駐車場がないため、自家用車の場合は、「万博P&R(パークアンドライド)駐車場(舞洲・尼崎・堺)」を利用し、シャトルバスで会場へ。※こちらの駐車場利用者に限り「P&Rシャトルバス」をご利用いただけます。

絶対的に混雑が予想される、電車やバス。会場には行きたいけど、行くまでに混雑を避けたいという方に朗報です。

大阪府内は、シェアチャリや、電動キックボードシェアが充実しており、各地にポートがあるためちょっとした移動に大変便利な街。

舞洲にもいくつかポートがありますが、大阪万博会場にも、約600台の自転車を収容できる事前予約制の駐輪場を整備する予定とのこと。ルートは限定されており、夢洲の北にある常吉大橋で一度舞洲へ渡ったあと、舞洲から夢舞大橋で渡るルートのみ通行可能になる予定。それ以外の橋やトンネルは自転車通行は禁止されており、また、会期中は、地下鉄での自転車運搬も自粛呼びかけの方針とのこと。※今後、変更される予定もあります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

現在、大阪万博会場手前の舞洲までは、大阪府内から自転車でアクセス可能となっています。舞洲は、4〜5月にかけて開催するネモフィラ祭りが有名ですが、公共交通機関を利用すると、バスの乗り継ぎや、電車とバスの乗り換えをしないと行けなくて、観光客にとっては少し分かりにくい。そこで今回は、府内から自転車で行く舞洲へのアクセスについてご紹介します。

シェアチャリを借りて舞洲へ自転車でアクセス

大阪府内は、シェアチャリが充実しており、あちらこちらにポートがあるため、好きなところで借りて、目的地についたら、その付近のポートに自由に返却することが可能です。アプリで貸し出し・返却可能な場所はすぐに確認できるので、大変便利。

シャアチェリについての参考記事はこちらをご確認ください

大阪でも人気エリアの梅田から舞洲までは、自転車で約50分ほど。走行距離は片道12.5kmです。数字だけ見ると長い距離の様に感じますが、電動自転車を借りれば、坂道も楽に移動することができますよ。

地図で見ても、クネクネと曲がる道はほぼなく、ほぼまっすぐな道です。

川辺をサイクリング

舞洲へ向かう道中は、晴れた日や曇りの日などは気持ちよくサイクリングができる道が多くあります。川を横手に土手沿いが自転車ロードになっており、安心して走ることができます。

舞洲へ渡るための橋は此花大橋か、常吉大橋の2つの橋がありますが、現在、万博に向けて此花大橋は拡張工事中のため、歩道通行が禁止されています。

自転車で渡る場合は、常吉大橋へ。大阪万博の会場へ自転車でアクセスする時も、常吉大橋を渡って夢舞大橋を使ってのルートのみということなので、こちらのルートを覚えておくと良いかと思います。

常吉大橋

常吉大橋付近に、何やら一風変わった建物が見えてきます。これは一体・・・。何かの商業施設なのかと思いましたが、大阪広域環境施設組合 舞洲工場とのこと。と言いますと、そう、実はこちら大阪市のゴミ焼却場と、下水汚泥処理施設なんです。

こちらの建物は、20世紀後半ウィーンで最も有名な芸術家として称されている、フンデルトヴァッサーが手がけた建物。ウィーンにもフンデルトヴァッサーが手がけたゴミ焼却場の建物があるそうですが、日本でウィーンに行った気分を味わいたい方は、大阪の舞洲で味わうことができますよ。

大阪・関西万博に向けて建設中

舞洲から、もう一つの舞洲で開催される大阪・関西万博に向けて絶賛建設中の景色を眺めることができました。(2024年8月撮影)

万博の来場予想者数は、約2,820万人。1日の来場者数は多くて約20万人、少なくても10万人の来場が予想されています。万博会場へ行くため、会場最寄り駅「夢洲駅」が新設される予定で、アクセスはこれまでより大幅に改善される予定ですが、冒頭で述べた通り、混雑は避けられない状況。計画通り、駐輪場が設置されることを望みます。

普段の運動不足解消にも、舞洲へのサイクリング挑戦してみてください。

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