こんにちは、ShimaSuki編集部です。
「離島旅行といえば夏」というイメージはありませんか?
青い海やシュノーケリングを目的にするなら、もちろん夏は絶好のシーズン。
でも、海に入ることだけが島旅ではありません。
暑さが少しずつ落ち着く10月は、島を歩いたり、レンタカーで景色を巡ったり、その土地ならではの食や文化に触れたりする旅がしやすくなります。
さらに2026年10月は、五島列島や佐渡島などで秋ならではのイベントも予定されています。
今回は「秋におすすめ」という漠然とした理由ではなく、
・10月だから楽しめるものがある
・2026年10月にイベントがある
・秋のドライブや散策と相性がいい
・初めての離島旅行でも計画しやすい
という視点から、5つの島をご紹介していきたいと思います。
まず比較|2026年10月に行きたい離島5選
| 島 | 10月に行く理由 | おすすめ日数 | 車 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| 五島・福江島 | コスモス・食イベント | 2泊3日 | あると便利 | 花・グルメ・ドライブ |
| 佐渡島 | 海鮮・伝統芸能・秋イベント | 2泊3日〜 | 推奨 | グルメ・歴史・文化 |
| 淡路島 | コスモス・ドライブ | 1泊2日〜 | 推奨 | 家族・カップル |
| 伊豆大島 | 火山・トレッキング | 1泊2日〜 | なくても可能 | 東京発・ひとり旅 |
| 小豆島 | 寒霞渓・瀬戸内ドライブ | 1泊2日〜 | あると便利 | 絶景・夫婦・カップル |
※日数と車の必要性はShimaSuki編集部による旅行プラン上の目安です。
1.五島列島・福江島|コスモスと島の食を楽しむ10月旅

長崎県の西に浮かぶ五島列島。
その中でも初めての五島旅行で拠点にしやすいのが、五島列島最大の島・福江島です。
10月の福江島を選びたい理由は、単に「過ごしやすい季節だから」ではありません。
2026年10月には、実際に秋ならではのイベントが予定されています。
2026年10月3日・4日は「五島列島オクトーバーフェスト2026」
2026年10月3日(土)・4日(日)には、福江港ターミナルそばの五島港公園で「五島列島オクトーバーフェスト2026」が開催予定です。
島の酒造が集まり、五島の食とともに楽しめるイベントです。
開催時間は、
10月3日(土)11:00〜20:00
10月4日(日)11:00〜17:00
となっています。
港のすぐそばなので、この日程に合わせて福江島旅行を計画するのも面白いでしょう。
10月中旬にはコスモスも
さらに秋の福江島で訪れたいのが魚津ヶ崎公園。
例年10月中旬頃には「魚津ヶ崎コスモスまつり」が開催されており、2026年は10月18日(日)開催予定と五島市公式観光サイトで案内されています。
海だけではなく「花を目的に島へ行く」という旅ができるのも10月ならではです。
福江島へのアクセス
福江島には「五島つばき空港」と「福江港」があります。
主なアクセスの目安は、
長崎空港 → 五島つばき空港:約30分
福岡空港 → 五島つばき空港:約40分
長崎港 → 福江港:ジェットフォイルで約1時間25分
です。
さらに博多港から夜行フェリーを利用する方法もあります。
関東や関西から訪れる場合は、福岡空港や長崎空港を経由して飛行機を利用すると旅程を組みやすいでしょう。
島内はレンタカーが便利
福江島には路線バスがありますが、観光スポットを複数巡るならレンタカーが便利です。
特に、
・高浜海水浴場
・大瀬埼灯台
・鬼岳
・魚津ヶ崎公園
などを組み合わせる場合は、車があると行程を組みやすくなります。
秋の連休やイベント開催日はレンタカーの在庫が少なくなる可能性もあるため、航空券や宿を予約したらレンタカーも早めに確保しておくのがおすすめです。
おすすめは2泊3日
1日目:福江到着→鬼岳→福江市街
2日目:レンタカーで福江島一周
3日目:魚津ヶ崎公園など→帰路
くらいのスケジュールなら、移動だけで終わりにくくなります。
「せっかく五島へ行くなら複数の島を回りたい」と思うかもしれませんが、初めてなら福江島だけでも十分。
島を増やすほど船の時刻に旅程が左右されるため、2泊3日なら1島をじっくり巡る旅もおすすめです。
→関連記事候補:五島列島・福江島完全ガイド
2.佐渡島|10月は「食」と「文化」を目的に行きたい

新潟県沖に浮かぶ佐渡島。
10月の佐渡をおすすめしたい大きな理由が、2026年秋のイベントの充実度です。
10月10日・11日はSea級グルメ佐渡大会
2026年10月10日(土)・11日(日)には、両津のおんでこドームで「オアシス2026秋 Sea級グルメ 佐渡大会」が開催予定です。
開催時間は10:00〜15:00。
地元の港で水揚げされた海産物や地域の食材を使った料理が集まるイベントなので、「島へおいしいものを食べに行く」という目的を作りやすい週末です。
10月12日は薪能
さらに10月12日(月)には「天領佐渡両津薪能 特別公演」が予定されています。
佐渡は能が根付いてきた土地。
加茂湖を望む椎崎諏訪神社能舞台で上演されるため、一般的な観光地巡りとは違った佐渡旅行ができます。
10月10〜12日の3日間は、
海の幸
↓
佐渡観光
↓
伝統芸能
という2泊3日の旅行も組みやすい日程です。
東京から佐渡島へのアクセス
東京方面からなら、
東京駅
↓
上越新幹線
↓
新潟駅
↓
バスまたはタクシー
↓
新潟港
↓
佐渡・両津港
というルートが基本です。
新潟港〜両津港は、
ジェットフォイル:約1時間7分
カーフェリー:約2時間30分
が目安です。
時間を優先するならジェットフォイル。
船旅そのものを楽しみたい場合や車両を航送する場合は、カーフェリーという選択肢があります。
佐渡はレンタカーを予約しておきたい
佐渡旅行で特に注意したいのが島の大きさです。
「離島だからコンパクトだろう」と考えていると、想像以上に移動時間がかかります。
佐渡観光交流機構も、公共交通機関の本数が限られているため、効率よく観光する場合はレンタカーや自家用車を推奨しています。
夏から秋のハイシーズンにはレンタカーが予約できない場合もあるため、事前予約がおすすめです。
また沿岸部ではガソリンスタンドが少ないエリアもあります。
残量ギリギリまで走るのではなく、早めの給油を心がけましょう。
佐渡は2泊3日以上がおすすめ
佐渡金山周辺、宿根木、両津などを一度に巡ろうとすると、1泊2日ではかなり忙しくなります。
初めてなら最低でも2泊3日。
可能なら3泊程度あると、島の広さを楽しみながら移動できます。
→関連記事候補:【2026年版】佐渡島完全ガイド
3.淡路島|10月中旬からコスモスの季節へ

「船に乗る離島旅行は少しハードルが高い」
そんな離島初心者や子連れ旅行に選びやすいのが淡路島です。
本州から明石海峡大橋を渡って車でアクセスできるため、フェリーの時間を気にせず旅行できるのが大きなメリット。
そして10月に訪れるなら「あわじ花さじき」を旅程に入れてみましょう。
2026年のコスモスは10月中旬から見頃予定
兵庫県立公園あわじ花さじきでは、2026年9月26日時点でコスモスが生育中。
公式発表では10月中旬から順次見頃を迎える予定となっています。
例年、10月中旬〜11月上旬頃は大面積のコスモス畑を楽しめる時期です。
2026年10月に花を目的に淡路島へ行くなら、月前半より中旬以降の方が計画しやすそうです。
あわじ花さじきは、
開園:9:00〜17:00
最終入園:16:30
入園料:無料
普通車駐車料金:200円
です。
※2026年9月26日時点。
淡路島は車旅との相性がいい
淡路島には高速バスなどの公共交通がありますが、
・あわじ花さじき
・淡路島北部
・島内の飲食店
・海沿いのスポット
などを自由に組み合わせるなら車の方が動きやすくなります。
特に家族旅行なら、
午前:あわじ花さじき
昼:島内でランチ
午後:海沿いをドライブ
夕方:ホテルへ
という余裕を持ったスケジュールにするのがおすすめ。
「たくさん観光地を回る」より、花と食とドライブを組み合わせるくらいが秋の淡路島にはよく合います。
1泊2日でも十分楽しめる
淡路島のメリットは「島旅行なのにアクセスの負担が比較的小さい」こと。
関西方面からなら1泊2日でも計画しやすいため、
・小さな子どもがいる家族
・離島旅行初心者
・週末旅行
・車で旅行したい人
に向いています。
→関連記事候補:関西から車で行ける離島特集
4.伊豆大島|東京から週末で「火山の島」へ

東京から短期間の離島旅行を考えているなら、伊豆大島も候補です。
伊豆大島の魅力は、海だけではありません。
島の中央には三原山があり、火山が作り出した独特の地形を歩くことができます。
夏の海水浴シーズンとは違い、10月は「歩いて島を楽しむ」旅を計画してみましょう。
2026年10月はオータムフェア開催
大島観光協会は2026年9月18日に「伊豆大島オータムフェア2026」を発表しています。
さらに、
10月24日(土)
「第14回伊豆大島ジオパーク・ロゲイニング大会」
なども予定されています。
秋の伊豆大島は、三原山を中心とした火山景観や島歩きを目的にすると夏とは違う旅になります。
東京から高速ジェット船でアクセス可能
東海汽船が東京・竹芝から伊豆大島への船を運航しています。
2026年10月の東京〜大島の片道運賃は、
高速ジェット船:9,530円
大型客船2等:5,890円
です。
※2026年10月の大人片道料金。燃料油価格変動調整金を含む。
高速ジェット船なら東京から大島まで約1時間45分程度の便があります。
ただし運航日や時刻は日によって異なるため、旅行日の時刻表を必ず確認してください。
伊豆大島は車なし旅行も可能
伊豆大島には島内5路線の路線バスがあります。
1日・2日のり放題乗車券も用意されているため、車を運転できない人でも旅行できます。
そのため、
「ひとり旅だからレンタカーを借りたくない」
という人にも比較的選びやすい島です。
ただし、バスの時刻に合わせて旅程を組む必要があります。
複数の観光スポットを自由に回りたい場合はレンタカーの方が便利です。
また島内のタクシーは流し営業がなく、夜間はほとんど営業していないと大島観光協会が案内しています。
夜にタクシーを捕まえればいい、と考えて旅行するのは避けた方がよいでしょう。
おすすめは1泊2日
東京からアクセスしやすいため日帰りも選択肢ですが、三原山などを楽しむなら1泊がおすすめ。
1日目:到着→三原山→温泉・宿泊
2日目:島内観光→東京へ
という流れなら比較的余裕があります。
→関連記事候補:東京から週末で行ける離島5選
5.小豆島|10月後半から「海+渓谷」の秋旅へ

最後は瀬戸内海に浮かぶ小豆島。
小豆島の秋といえば寒霞渓です。
寒霞渓ロープウェイでは、空・海・渓谷を同時に眺めることができます。
ただし、ここで注意したいポイントがあります。
「10月ならいつでも紅葉が見頃」と考えないこと。
秋の景色を目的にするなら、10月前半よりも後半から11月にかけて旅行を検討した方がよいでしょう。
寒霞渓ロープウェイは、
3月21日〜10月20日:8:36〜17:00
10月21日〜11月30日:8:00〜17:00
となっています。
秋が深まる時期には朝の運行開始時間も早くなります。
高松から約1時間
小豆島には橋がないため、基本的に船で渡ります。
高松〜土庄航路の場合、
フェリー:約60分
高速艇:約35分
です。
高速艇には車・バイク・自転車を載せることができないため注意してください。
レンタカーを島内で借りるなら高速艇という選択肢もあります。
自分の車で小豆島を巡りたい場合はフェリーを利用します。
島内移動はレンタカーがおすすめ
小豆島には「小豆島オリーブバス」があり、車なしでも旅行できます。
ただし、
寒霞渓
エンジェルロード
オリーブ公園周辺
二十四の瞳映画村
など複数エリアを効率よく巡るなら、レンタカーが便利です。
土庄港周辺には複数のレンタカー会社があります。
週末や連休は、島に到着してから探すのではなく事前に予約しておくと安心です。
おすすめは1泊2日〜2泊3日
高松と組み合わせるなら1泊2日。
小豆島をゆっくり楽しむなら2泊3日がおすすめです。
小豆島は「有名スポットを全部回る」より、
午前は寒霞渓
↓
昼は島の食を楽しむ
↓
午後は海沿いをドライブ
くらいの余白を持たせた方が、島らしい時間を楽しみやすくなります。
→関連記事候補:【2026年版】小豆島完全ガイド
結局、10月ならどの島を選ぶ?
「5島から選べない」という人は、旅行の目的から決めてみましょう。
花を見たい
→ 五島・福江島、淡路島
海鮮や島グルメを目的にしたい
→ 佐渡島
子連れで移動の負担を減らしたい
→ 淡路島
東京から週末旅行したい
→ 伊豆大島
瀬戸内の景色とドライブを楽しみたい
→ 小豆島
2026年10月のイベントを目的にしたい
→ 五島・福江島、佐渡島、伊豆大島
という選び方ができます。
10月の離島旅行で気をつけたい3つのこと
1.まだ台風シーズンであることを忘れない
10月でも台風の影響を受ける可能性があります。
特に船でしかアクセスできない島では、欠航すると予定していた日に島へ渡れない、あるいは本土へ戻れない可能性があります。
旅行前には必ず運航状況を確認しましょう。
また、帰宅翌日に絶対に外せない予定を入れないなど、少し余裕を持った旅程にすると安心です。
2.レンタカーは「島に着いてから」でなく事前予約
今回紹介した5島のうち、特に、
五島・福江島
佐渡島
淡路島
小豆島
は車があると行動範囲が大きく広がります。
秋の連休やイベント開催日は需要が集中することもあります。
航空券・船・ホテルだけでなく、レンタカーまで確保して旅行予約完了、と考えておきましょう。
3.日没時間を考えて予定を組む
夏と同じ感覚で予定を詰め込みすぎないことも重要です。
秋は日が短くなります。
特に展望台や自然スポット、山道を含む観光は明るいうちに回るようにしましょう。
「夕方まで観光してから宿へ向かう」という計画の場合は、島内道路や宿までの所要時間も事前に確認してください。
まとめ|10月は「海に入らない島旅」を楽しもう
離島旅行のピークは夏。
だからこそ、10月には夏とは違った旅の目的を作ることができます。
コスモスを見るために五島へ。
海の幸を味わうために佐渡へ。
花畑を眺めながら淡路島をドライブ。
三原山を歩くために伊豆大島へ。
海と渓谷を眺めに小豆島へ。
「島に行って何をするか」から目的地を選ぶと、秋の離島旅行はぐっと計画しやすくなります。
そして離島旅行で大切なのは、行きの交通だけではありません。
帰りの船や飛行機、島内の移動手段、レンタカー、最終便まで確認してから予約すること。
今年の秋は、夏とは少し違った日本の島を歩いてみませんか。

