伊豆大島 第70回椿まつり開催! 美しい椿の花とともに迎える春のひととき

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こんにちは、ShimaSuki編集部です。伊豆大島は、東京から約120km南に位置する温暖な気候を持つ島で、自然の豊かさと魅力的な観光地として知られています。特に、毎年春に開催される「椿まつり」は、島の魅力を存分に味わえる一大イベントです。2025年に開催されるのは、記念すべき第70回を迎える椿まつり。70年という長い歴史を誇るこのイベントは、島の人々の愛と誇りが込められた伝統行事であり、観光客にも大変人気があります。

今回は、伊豆大島の「第70回椿まつり」の魅力や見どころをご紹介します!

開催概要

開催期間:2025年2月2日(日)~3月16日(日)

椿まつりイベント情報

■オープニングセレモニー、江戸みこし、あんこパレード:2月2日(日)(場所:大島町役場周辺)

■椿とめぐる風土:2月2日(日)〜3月16日(日)(場所:元町港船客待合所)※会期中毎日開催。10:00~15:00。地元グルメや、ワークショップ、マルシェ、展示会など

■椿まつりフォトコンクール:2月2日(日)〜3月31日(月)(入賞作品展示会場:元町港船客待合所)※応募はこちらから

■椿の花びら染め体験教室・販売:2月2日(日)〜3月16日(日)の土・日・祝日(場所:元町港船客待合所)※10:00~15:00。ハンカチやスカーフの椿の花びら染め体験や販売

■国際優秀つばき園椿花ガーデン イルミネーション:2月14日(金)〜3月15日(土)の金・土(場所:椿花ガーデン)※19:00〜20:30。雨天中止。

■椿園:2月2日(日)〜3月16日(日)(場所:大島公園 椿園)※会期中毎日開催。8:30〜16:30。多種多様な椿が楽しめます。

■ジオパーク展:2月2日(日)〜3月16日(日)の金・土・日・祝日(場所:三原山頂口特設会場)※会期中毎日開催。9:30〜15:00。ジオパークや、バーチャルツアーで、三原山の見どころが紹介されています。

椿まつりの歴史と魅力

椿まつりは、伊豆大島の象徴的な花である椿を祝うために毎年開催されます。伊豆大島は、椿の栽培に適した温暖な気候と豊かな自然に恵まれており、椿の花は島の風景に溶け込んで美しい景観を作り上げています。椿まつりは、もともと地元の農家が椿の栽培や収穫を祝い、その花を愛でるために始まったとされています。

椿の花は、伊豆大島では冬から春にかけて咲き誇り、特に2月から3月にかけて最盛期を迎えます。椿まつりは、まさにその時期に合わせて開催され、島全体が色とりどりの椿の花に包まれる様子は、まるで花の絨毯のようです。70年の歴史を誇るこのイベントは、年々その規模と内容を充実させ、島内外から多くの観光客を引き寄せています。

美しい椿の花々

椿まつりの最大の魅力は、何と言っても椿の花です。伊豆大島には、様々な種類の椿が植えられており、白やピンク、赤、紫など、色とりどりの椿が咲き誇ります。特に、島内には「椿の里」と呼ばれるエリアがあり、ここでは多くの椿の木が立ち並び、まるで椿の楽園のような風景が広がっています。各所で椿をテーマにしたガイドツアーや散策路も整備されており、花を楽しみながら島の自然も堪能できます。

椿の花が咲き誇るこの時期には、島全体が花の香りで満たされ、訪れる人々を優雅な気分にさせてくれます。特に、夕暮れ時や早朝の椿の花々は、柔らかな光の中で幻想的な雰囲気を醸し出します。ゆっくりと散策しながら、美しい椿を楽しんでください。

伝統と地域の文化に触れる

椿まつりは、単に花を楽しむだけでなく、伊豆大島の地域文化にも触れられる貴重な機会です。島内では、椿まつりに合わせて、地元の工芸品や特産品が販売されるマーケットも開かれます。特に、伊豆大島特産の「大島紬」や地元の海産物、農産物などは、観光客にとって魅力的な土産物となります。地元の人々と直接触れ合いながら、島の伝統文化を感じることができるので、訪れる価値が一層深まります。

さらに、伊豆大島はその自然環境も大きな魅力です。椿まつりの期間中には、島内の観光名所を巡るツアーも行われ、椿の花を楽しみながら、島の美しい海岸線や火山の景色を堪能することができます。特に、大島の名物である「三原山」の登山や、温泉地を訪れることができるツアーは、自然を満喫するには最適です。

伊豆大島へのアクセス情報

伊豆大島は東京から船や飛行機を利用してアクセスすることができ、交通の便も比較的良好です。椿まつりが開催される期間には、多くの観光客が訪れるため、アクセス方法を事前に確認しておくことをおすすめします。

1. 東京からのアクセス

(1) 竹芝港からフェリー(約1時間45分)

東京・竹芝港からは、定期的に伊豆大島行きのフェリーが運航されています。フェリーは、観光にも便利で、海の景色を楽しみながら、ゆったりとした船旅を楽しむことができます。所要時間は約1時間45分。乗船中は、島の自然や海を眺めながらリラックスできるのが魅力です。

  • 運行時間: 一日数便(時刻表はシーズンにより異なるため、事前に確認を)
  • 所要時間: 約1時間45分
  • 料金: 大人片道約2,500円(運行会社により異なる場合があるので、事前に確認)

フェリーは大型の船もあり、快適に移動できます。また、島内の観光名所を巡るツアーも多く提供されており、フェリー到着後、すぐに島内観光に出かけることも可能です。

(2) 伊豆大島空港から飛行機(約25分)

東京から伊豆大島への空路は、東京・羽田空港から出発する便が便利です。所要時間は約25分と短く、飛行機の旅もスムーズに楽しめます。伊豆大島空港から島内の主要観光地や椿まつり会場へのアクセスも簡単です。

  • 運行会社: エアドゥ(AD)などが運航
  • 所要時間: 約25分
  • 料金: 約9,000円~(航空券の時期によって異なるため、事前に確認)

(3) 東海汽船の高速ジェット船(約35分)

また、竹芝港から出発する「高速ジェット船」を利用する方法もあります。ジェット船は、フェリーよりも速く、所要時間が約35分と、非常に快適な移動手段です。急ぎの方や、海の景色を楽しみながら早く目的地に到着したい方におすすめです。

  • 運行時間: 一日数便(時刻表は事前に確認を)
  • 所要時間: 約35分
  • 料金: 大人片道約3,000円(運行会社による)

ジェット船は、早い時間帯や遅い時間帯に便があり、日帰り旅行にも便利な選択肢です。

2. 島内での移動

伊豆大島に到着後は、島内を快適に移動できる手段が豊富に揃っています。

(1) バスでの移動

島内には、公共のバスが運行されており、観光名所を結ぶ路線があります。椿まつり期間中は、特に観光客向けのシャトルバスが運行されることもありますので、事前に時刻表を確認しておくと便利です。バスは主要な観光スポットや椿の名所を結んでおり、簡単にアクセスできます。

(2) レンタカー

レンタカーを利用することで、自由に島内を巡ることができます。島内の風景や自然を楽しみながら、椿まつりを満喫できるのもレンタカーならではの利点です。事前にレンタカーを予約しておけば、到着後すぐに観光地へ向かうことができます。

(3) タクシー

タクシーも島内の移動手段として便利です。観光地までの送迎をお願いしたり、時間が限られている場合にも利用しやすいです。

3. 駐車場について

伊豆大島の観光地や椿まつりの会場には、駐車場が設けられている場所も多くありますが、イベント期間中は混雑することが予想されるため、公共交通機関を利用する方が便利です。また、レンタカーを利用する場合は、駐車場の空き具合や料金について事前に確認することをおすすめします。

伊豆大島の第70回椿まつりは、美しい椿の花を楽しむだけでなく、島の自然や文化、温かい人々との交流も楽しめる、心に残るイベントです。春の訪れを感じながら、色とりどりの椿に包まれた伊豆大島で、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

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