【食べる薬膳】奄美の野草で元気100倍!薬膳料理「つむぎ庵」

travel amami

こんにちは、ShimaSuki編集部です。自然が残る奄美大島には、たくさんの野草があります。そんな奄美に自生する野草をつかった料理を提供しているお店「つむぎ庵」をご紹介します。

体が喜んでいるを実感する料理

つむぎ庵では、農園で自ら栽培したり、地元地域の農家の方からいただいた、奄美大島の「宝」である薬草を活用したメニューが多数あります。

つむぎ庵の料理に使われている薬草

■シマ桑

シマ桑は、温暖な気候を好む植物で、奄美大島や沖縄を中心とした南西諸島の海岸や山間部で自生しています。通常の桑(マルベリー)と同じように、葉や実が利用されますが、特に南の島の気候で育つシマ桑は独特の風味や成分を持つとされています。

シマ桑の葉には、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。また、ポリフェノールやフラボノイドといった抗酸化物質も多く含まれており、健康維持や美容にも効果が期待されています。

■シマアザミ

シマアザミは、奄美大島や沖縄など南西諸島に自生する植物で、名前の通り「島に咲くアザミ」です。その鮮やかな紫色の花と鋭い棘が特徴的で、島の自然や文化に深く根ざしています。薬草や食材としても利用されており、地域の生活を支える野草として注目されています。

シマアザミはビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれています。

■長命草

長命草は、沖縄や奄美諸島で「ボタンボウフウ」とも呼ばれるセリ科の多年草です。その名の通り、「食べると命が長くなる」と言われるほど栄養価が高く、健康維持に役立つ野草として注目されています。島の薬草として古くから親しまれ、近年では健康食品としても注目されています。

長命草は「1枚食べれば1日寿命が延びる」と言われるほど、栄養価が非常に高い野草です。

■ハンダマ

ハンダマは、沖縄や奄美地方で親しまれている伝統野菜で、「水前寺菜(すいぜんじな)」とも呼ばれます。鮮やかな緑と紫の葉が特徴的で、栄養価が非常に高く、「長寿野菜」としても知られています。沖縄では古くから家庭料理の材料として親しまれ、現代でも健康志向の人々に注目されている野菜です。

■秋ウコン

秋ウコンは、ショウガ科ウコン属に属する多年草で、黄色い根茎を持つことから「ターメリック」とも呼ばれます。日本では、主に沖縄や奄美大島などの温暖な地域で栽培され、古くから健康維持や薬草として利用されてきました。特にその根茎には豊富な栄養と健康効果が含まれており、健康食品やスパイスとして注目されています。

ポリフェノールの一種である『クルクミン』を豊富に含み、フラボノイド、シオネールなどの精油成分や、鉄、カリウム、カルシウム、リン、マグネシウム等のミネラルも、豊富に含まれています。

これらの薬草をふんだんに使ったメニューをつむぎ庵では食べることが出来ます。

薬草と聞くと、苦い、あまりおいしくなさそうなイメージがありませんか?ここ「つむぎ庵」は、そんな野草も食べやすく、とても美味しくいただくことが出来ます。

口に運ぶたびに体が喜ぶご飯。

是非1度、味わってみてください。

住所: 鹿児島県奄美市住用町大字役勝87
電話番号:0997-69-2390
営業時間:午前11時30分~午後3時
定休日:不定休
HP:http://tsumugian.amamisp.net/index.html

タイトルとURLをコピーしました